野党 “与党 奇襲上程のため” 反発
チョン・ユギョン記者,ソン・ホジン記者
検察が16日、昨年末に発生した ‘国会暴力’ 事態と関連して野党3人を含む国会議員4人を起訴し、野党側が “不当だ” と反発した。
ソウル南部地検刑事6部(部長 ヤン・ブナム)はこの日ムン・ハクチン民主党議員とイ・ジョンヒ民主労働党議員を公用物損傷疑惑で不拘束起訴した。ムン議員は当時ハンナラ党が外交通商統一委員会会議室のドアを中から机と椅子で塞ぎ韓-米自由貿易協定(FTA)批准案を単独奇襲上程し、会議室ドアの取っ手をハンマーで打ちこわし、イ議員は奇襲処理直後にハンナラ党議員らの名札を投げた。
検察はまたハンナラ党クォン・ギョンソク行政安全委員会法案小委委員長が与野党幹事団協議なしで会議を開くや、口をふさいだカン・キジョン議員に対して公務執行妨害疑惑で、チョ・ウォンジン ハンナラ党議員は去る3月ソ・ガッボン民主党議員を押し退けた疑惑で略式起訴した。
これに対してノ・ヨンミン民主党スポークスマンは「ムン議員の行動は国会議員が会議に参加する権限が物理力で塞がれ、これを解消しようとする正当な努力であったのに、どうしてそれが犯罪行為か」としながら、「当時(奇襲処理した)ハンナラ党議員らが(民主党議員の)法案審議権を侵害したとして民主党が告発したことについては無嫌疑処理したことについて検察自らが恥じなければならない」と批判した。カン・ギジョン議員も「ハンナラ党が国会法に違反して一方的に行政安全委を開き単独強行採決を防いだことを刑事処罰するのは正しくない」と反論した。イ・ジョンヒ議員も「政府・与党の民主主義破壊行為に対する国民の怒りを表わしたまで」と話した。
反面、ハンナラ党チョ・ユンソン スポークスマンは「今回のことを契機に暴力のない国会になるべく与野党皆が努力しよう」と話した。
ソン・ホジン,チョン・ユギョン記者dmzsong＠hani.co.kr
原文入力:2009-06-17午前12:21:02
原文: 訳J.S
