原文入力:2009-06-16午後07:10:21
国税庁, 懲戒批判したソウル税務署 職員 監察
イ・ギョンミ記者,イ・ジョンエ記者
国税庁がテグァン実業税務調査問題でハン・サンリュル前国税庁長を批判した全南,羅州税務署キム・某(47)係長を罷免したことと関連して国家人権委員会がキム係長事件に対する調査に入った。
人権委はキム前係長が去る11日 ‘表現の自由を侵害された’ としてホ・ビョンイク国税庁次長(庁長職務代行)等、2人を相手に陳情を提起し調査中だと16日明らかにした。
人権委関係者は「現在、陳情人に対する基礎調査を終えた状態」として「被陳情人の行為が表現の自由を侵害したか否かを調査する計画であり、侵害が認められれば勧告措置などができる」と話した。キム前係長は陳情を提起した翌日の12日、光州地方国税庁懲戒委員会で品位損傷などを理由に罷免された。
キム前係長は16日<ハンギョレ>との通話で「私が懲戒を受けて終わってしまえば健全な内部批判や組織発展は不可能になると考え、国税庁が職員たちにかませたクツワを解き放つために陳情を提起した」として「罷免決定を下した懲戒委を批判する文を内部掲示板にあげた職員が内部監察を受けるなど、現在国税庁の内部検閲が深刻だ」と話した。これと関連して国税庁は、批判文を載せたソウル地域税務署職員イ・某(6級)氏に対して強力な監察調査を行ったことが明らかになった。
一方、民主党のチョン・ビョンホン,ウ・チェチャン,ペク・ジェヒョン,チャン・セファン議員などはこの日午後、国税庁を抗議訪問しホ・ビョンイク次長に会い「民主主義後退の代表的事例」として罷免撤回を促した。この席でホ次長は「(昨年のテグァン実業税務調査と関連して)ハン・サンリュル庁長がイ・ミョンバク大統領と単独面談したことはないという事実を公開的に明らかにする」と明らかにした。
イ・ギョンミ,イ・ジョンエ記者kmlee@hani.co.kr
原文: 訳J.S