原文入力:2009-06-14午後09:46:01
民主主義回復要求…87年6月抗争時より大規模
チョン・ユギョン記者,チョ・ヒョン記者
仏教と天主教,新教の聖職者が各々1千人以上ずつ参加する大規模時局宣言が今週相次いで出される。‘民主主義回復’ 等を要求する宗教界の今回の時局宣言は規模で1987年 ‘6月抗争’ 当時より大きい。
大韓仏教,曹渓宗教区本寺重鎮僧侶と実践仏教全国僧伽会所属僧侶など1千人余りが15日午後1時、ソウル,曹渓寺で時局宣言を発表すると14日曹渓宗が明らかにした。僧侶が1千人以上の時局宣言に出たのは750人余りが参加した1987年6月以後最大規模だ。僧侶たちは「イ・ミョンバク政府の一方通行式政策が民主主義を突き崩している」という内容の宣言文を採択し、来月1日慶南,梁山,通度寺で決議大会を開き政府の政策刷新を促す計画だ。
実践仏教全国僧伽会代表のポビン僧侶は「仏教界では社会に例えれば国会議員格である曹渓宗宗会議員81人の半分以上が時局宣言に参加した」として「予備僧侶2千人余りが除外されたことを考慮しても歴代最大規模」と明らかにした。
全国の天主教教区司祭1千人余りも同日午後3時、ソウル,明洞のカトリック会館で天主教正義具現全国司祭団主催で時局討論会を開く。これらはこの日夕方7時、‘龍山撤去民惨事’現場へ席を移し、時局ミサを開き時局宣言文を採択することにした。2008年現在、全国の教区司祭が3400人余りであることを考慮すれば歴代最大規模だ。正義具現司祭団のキム・イングク神父は「時局批判の声が圧倒的なのに政府はこれを単純な5対5の保革対決構図に追い込み耳を塞いでいる」と批判した。
‘長老大統領’を意識して批判を自制してきた新教側も時局宣言を予告している。大韓キリスト教長老会と韓国キリスト教長老会,大韓聖公会など新教の進歩的牧師たちは来る18日午前11時、ソウル,鍾路区,韓国キリスト教連合会館で ‘牧師1000人宣言’ を行う。宣言書には少数特権層偏重政策から抜け出し人権・生態・弱者に対する配慮などを基調に国政運営を刷新するように促す内容が入れられる。現政権の実情には保守キリスト教的論理も作用したと見て、新教の反省も込められると発表された。また改新宗教界は18日水原を始め全国を回り巡回祈祷会を開く一方、‘国のための祈祷運動’ も繰り広げる予定だ。
チョン・ユギョン記者,チョ・ヒョン宗教専門記者edge@hani.co.kr
原文: 訳J.S