原文入力:2009-06-12午後11:19:03
‘パク・ヨンチャ ロビー’ 捜査結果, 政・官界 21人起訴
逝去責任論に反駁…税務調査宥和ロビー “失敗”
野・市民団体 “政治的不公正捜査 結論” 特検要求
キム・ナムイル記者,ホン・ソクチェ記者
盧武鉉前大統領の逝去につながった検察の ‘パク・ヨンチャ ロビー’ 捜査が12日チョン・シニル(66)セジュンナモ旅行会長など11人を追加起訴し、6ヶ月目にして幕を閉じた。検察はこの日、盧前大統領に対して ‘内部捜査の終結’(公訴権消滅)処分をしながらも、盧前大統領の収賄疑惑が認められると迂回的に言及し野党と市民・社会団体の強い反発を呼んだ。
大検察庁中央捜査部(部長イ・インギュ)はこの日、捜査結果発表文で「パク・ヨンチャ前テグァン実業会長の自白など諸般の証拠によれば被疑事実は認められる」と明らかにし ‘コインの両面’ である盧前大統領の収賄疑惑が認められると指摘した。
イ・インギュ中央捜査部長は「法と原則により最善を尽くし捜査し、盧前大統領の名誉を損傷させたと議論される事例らは検察でブリーフィングしたり確認した内容ではない」としながらも「捜査が完結しない状態で盧前大統領が突然逝去された点に対して非常に残念で痛恨に思う」と話した。
検察はこの日国税庁税務調査を揉み消してくれというパク前会長の要請と共に6億5000万ウォンの金銭的利益を得た疑惑(特定犯罪加重処罰法の斡旋収賄)等でチョン会長を不拘束起訴した。またチョン会長が2007年大統領選挙を控えイ・ミョンバク当時ハンナラ党大統領候補の30億ウォン特別党費を代わりに渡したという内容の告発事件はソウル中央地検公安1部に割り振り捜査を始めたと明らかにした。
検察は昨年8月から11月までチョン会長とパク前会長の姻戚であるキム・ジョンボク前中部地方国税庁長などが10回余り ‘税務調査対策会議’ を開き、ハン・サンリュル(56)前国税庁長などを相手にロビー活動をした事実を確認した。しかし税務調査が縮小・隠蔽された事実がなく国税庁がパク前会長を検察に告発した点を挙げて「失敗したロビー」と最終結論を出した。
検察はこれと共にパク前会長から不法政治資金を受け取った疑惑(政治資金法違反)でパク・ジン(53),キム・ジョングォン(49)ハンナラ党議員,ソ・ガッボン(47),チェ・チョルグク(57)民主党議員,パク・クァンヨン(71),キム・ウォンギ(72)前国会議長などをこの日不拘束起訴した。また<月刊朝鮮>代表である時に不利な記事を書かないでくれという請託と共にパク前会長から2万ドルを受け取った疑惑(背任受財)でイ・サンチョル(60)ソウル市政務副市長を不拘束起訴する一方、金品授受事実を否認しているキム・テホ(47)慶南道知事は継続捜査すると明らかにした。今回の捜査で起訴された政・官界人士は追加起訴されたパク前会長を含め計21人に達する。
検察発表に対して民主党は「反省のない検察に絶望する」としてキム・ギョンハン法務長官とイ中央捜査部長の罷免を要求した。参加連帯は「不実と手のつけようもない状態が共存した捜査で、検察改革要求を防ぐための苦闘」と批判し、経済正義実践市民連合は「特別検査導入を通じて ‘生きている権力’ に対する捜査を徹底して進行しなさい」と促した。 キム・ナムイル,ホン・ソクチェ記者namfic@hani.co.kr
原文: 訳J.S