原文入力:2009-06-08午後07:08:01
“裁判介入は憲法違反”
パク・ヒョンチョル記者
全国大学の法学教授165人が ‘ロウソクのあかり裁判’ 介入波紋で辞退圧力を受けているシン・ヨンチョル最高裁判事に対して国会の弾劾訴追権発動を促す声明を出した。
キム・スンファン(全北大),ハン・インソプ(ソウル大),ハ・テフン(高麗大),イム・ジボン(西江大)教授など法学教授165人は8日 ‘司法権独立を念願する法学者一同’ の名前で声明を出し「シン最高裁判事が(ソウル中央地裁の)法院長在職時に裁判介入を通じて国民の公正な裁判を受ける権利を侵害し自由民主主義の核心である司法権独立を傷つけたことに対して遺憾を表わす」として「シン最高裁判事の弾劾訴追と司法制度の根本的改革を強力に要求する」と明らかにした。
これらは「大法院真相調査団と公職者倫理委員会を通じて確認された通り、シン最高裁判事は多様な方法で具体的な裁判内容と進行に関与したと見る素地がある行為を行った」として「各級裁判所判事たちが判事会議を通じ一様にシン最高裁判事の行為を明白な裁判権侵害と確認したことに対してその意に共感する」と明らかにした。教授たちはまた「裁判介入が客観的に確認されたこの時点でもシン最高裁判事は自主的辞退を拒否し大法院長の対応もまた期待に応えることができず司法府に対する国民の信頼度が完全に崩れている」と付け加えた。
法学教授たちはシン最高裁判事事態を解決するために△国会の弾劾訴追権発動△裁判所組織法など法律整備案提示△大法院の具体的な実践方案提示などが必要だと指摘した。特に「シン最高裁判事の裁判介入は憲法と法律に違反する行為であり弾劾の要件に該当する」として「国会は当然に政派的利害関係を離れシン最高裁判事に対する弾劾訴追権を発動し国民代表機関の任務を全うしなければならない」と強調した。
教授たちはまた今回の事態の根本原因は ‘司法府官僚化’ にあると指摘し、「大法院はこの間の司法波動と今回の判事会議を通じて提起された裁判官たちの要求および国民の改革熱望を受け入れ具体的な代案を用意し、国会は法律を整備しこれを後押ししなければならない」と促した。 パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr
原文: 訳J.S