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ソウル広場‘ 時限付き開放’?

原文入力:2009-06-04午後08:06:50
警察庁長官 “集会許容 選別判断”
6・10追慕祭など 封鎖有無 注目

ホン・ソクチェ記者,キム・キソン記者,キム・ミョンジン記者

←警察がソウル広場封鎖を解き噴水台が稼動した4日昼、市民たちが広場周辺を散歩している。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr

警察が4日ソウル広場を取り囲んでいた警察バス‘車壁’を解いたが、いつでもまた広場を統制することができるという立場を明らかにし‘広場封鎖論議’が続いている。
警察はこの日明け方5時40分頃、車壁として利用されてきた警察バス32台を動かし始め10分余りで広場封鎖を解いた。盧武鉉前大統領が逝去した先月23日から「政治集会や暴力示威の場所に変質する恐れがある」としてソウル広場を封鎖し12日ぶりだ。警察は盧前大統領の路祭のために先月29日広場を開放し、翌日明け方すぐに封鎖した。

警察が広場の封鎖を解いたことはひとまず怒れる世論を回避すること重視したと分析される。警察はこの間 ‘広場使用許可権’ を持ったソウル市の要請がないのに ‘警察官職務執行法’ 5条2項(騒乱鎮圧のために国家重要施設接近禁止)等を根拠に広場を遮断した。これに対して市民・社会団体は「警察が憲法が保障した集会の自由を遮断する越権行為をしている」と批判してきた。

だが、警察は自主的判断でいつでも広場を再封鎖する可能性があることを明確にした。カン・ヒラク警察庁長官はこの日午後、京畿警察庁で開かれた記者懇談会で「ソウル広場の開放は集会を開くデモ主催側がどんな人でどんな性格かのよって(選別的に)判断する」と明らかにした。これに伴い来る10日、野党と市民・社会団体,宗教界,学界などがここで開催する予定の ‘盧武鉉前大統領追慕および民主回復のための汎国民文化祭’ の許容可否が不透明な状況だ。民主党と参加連帯はこの日各々ソウル広場使用申込書と集会申込書などを警察とソウル市に出した。文化祭は盧前大統領逝去追悼式,市民大合唱,大衆歌手公演など平和的に進行するという計画だ。

アン・ジンゴル参加連帯社会経済局長は「合法的で平和に進行される前職大統領の追慕文化祭に対して警察が広場を再封鎖することはないものと期待している」と話した。

ホン・ソクチェ記者,水原/キム・キソン記者forchis@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/358733.html 訳J.S