原文入力:2009-06-03午後10:56:11
“捜査正当性は尊重して欲しい”
キム・ナムイル記者,キム・ジウン記者
盧武鉉前大統領の逝去と関連して政界などから退任圧迫を受けてきたイム・チェジン検察総長が3日イ・ミョンバク大統領に辞職願いを出し検察を去った。検察責任論を主張する民主党はキム・ギョンハン法務部長官を事実上の捜査指揮者と規定し即刻罷免を要求した。
チョ・ウンソク大検察庁スポークスマンは「イム総長はこの日午前、法務部に辞職願いを再提出した後、午後2時20分頃に最高検察庁庁舎を去った」と明らかにした。
イム総長は ‘辞退の弁’ を通じて「最善を尽くしたが想像できない事故によって多くの国民を悲しませる結果を招いた」として「今回の捜査を総指揮した検察総長として心より国民に謝罪する」と話した。しかし彼は「今回の事件捜査の当為性と正当性を尊重することを丁重にお願いする」とし ‘検察責任論’ は認められないという意向を再度表わした。
イ大統領はひとまずイム総長の辞職願いを差し戻した。しかし大統領府は近い将来、次期検察総長人選作業に入ると発表された。
イ・ドングァン大統領府報道官はこの日ブリーフィングで「イム総長が今回の捜査が終るまで席を守ることが道理ではないかとして引き止めている」と話したが、留任の可能性は高くないと見られる。検察もムン・ソンウ最高検察庁次長が次の総長が任命されるまで総長職務代行を引き受けることにした。
一方、イ スポークスマンは「キム・ギョンハン(法務部)長官が盧前大統領逝去直後にチョン・ジョンギル大統領室長に辞意を明らかにしたが、大統領の指示で返戻した」として、キム長官が辞意を明らかにした事実を一歩遅れて明らかにした。
これに対してノ・ヨンミン民主党スポークスマンはこの日論評して「パク・ヨンチャ前テグァン実業会長に対する捜査は実際にはキム長官の指示を受けイ・インギュ大検察庁中央捜査部長が指揮したもの」としつつ「イ大統領はキム長官とイ中央捜査部長を直ちに罷免しなければならない」と主張した。キム・ナムイル,キム・ジウン記者namfic@hani.co.kr
原文: 訳J.S