「ファッション労組」カフェ、不当慣行反対に立ち上がる
採用時‘55サイズ以下’公告など
資料を集めて人権委に陳情へ
「デザイナーの採用で‘からだの差別’をする企業よ、もうそんなことが通用する日もあまり残っていません! 資料を集めて国家人権委に陳情するにあたりファッション労組が先頭に立ちます」
今月21日、「ファッション労組」という名前のフェイスブック コミュニティ ページ(gorightfashion)にはこういう文が載せられた。 新人デザイナーをフィッティングモデルとして使おうと、採用公告に堂々と‘55サイズ以下’などと明示するファッション界の慣行を変えようという話だ。
華麗なファッション界の裏側で、先輩が後輩を教える‘徒弟式労働’という理由で蔓延している暗い慣行を変えようという提案をしたのは、別称‘バットマンD’だ。 彼は今月初め、ファッション労組という名前でネイバーカフェ(rightfashion)とフェイスブック ページを開設した。 一か月も経たずに1700人余りが‘いいね’を押した。 狭いファッション界で、業界従事者が実名アカウントで‘いいね’を押すのには勇気が必要だという点を勘案すれば驚くべき速度だ。
「学校を卒業して大きなファッション企業に入った友達から有名デザイナー・ブランドで仕事をすることになった友達まで皆が集まりさえすれば哀訴の声が続きました。 無給ヘルパー、無報酬インターンという話、聞いたことありますか?」
24日の『ハンギョレ』との電話インタビューで、彼は休むことなく話を繋いでいった。
「毎日明け方まで夜勤させても、最低賃金はおろか一か月に60万ウォン(約6万円)も受け取れない場合も多いですよ。 でも皆がじっとしていてもなにも変わらないじゃないですか?」
提案以後、ファッション界の労働搾取に関する情報提供が絶えることなく続いているという。
「面接の時、身体のサイズを見るので服を着替えろと言われました」、「デザイン側の業務はおろか最低3年間はお客さんのお茶くみだけをしろって」
22日に幕を下ろした国内最高のファッション祝祭ソウル ファッションウィーク期間には、彼の提案でオフラインのデモも行われた。 祭りの初日である17日午後4時、ソウル東大門のデザインプラザ(DDP)前に10人ほどの若者たちが集まった。
2012年現在、全国にファッション関連学科がある4年制大学だけで40校、ここに2年制大学と各種ファッション スクールなどを加えれば、一年間に輩出されるファッション関連専攻者は数千名に及ぶ。