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大韓赤十字社総裁候補に社費を払ったこともない朴槿恵功臣

登録:2014-10-01 21:23 修正:2014-10-02 07:20
2012年10月12日、セヌリ党の大統領候補だった朴槿恵現大統領がキム・ソンジュ共同選挙対策委員長と話を交わしている。 カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

こんな総裁が会費納付を促す? わずか11分で候補決定
大統領選挙時の功臣…“朴槿恵の報恩天下り人事”批判

 キム・ソンジュ大韓赤十字社総裁候補者が、最近5年間まったく赤十字会費を納付した事実がないことが明らかになった。 また、総裁候補者の推薦から決定までにかかった時間はわずか11分に過ぎなかったことも明らかになった。

 国会保健福祉委員会に所属するキム・ヨンイク新政治民主連合議員は1日、大韓赤十字社に確認したところ、総裁に内定したキム・ソンジュ候補者は赤十字会費の納付照会が可能な最近5年間にただの一度も赤十字会費を納付した事実がないことが明らかになった」と明らかにした。

 キム議員は「企業を経営していながら赤十字活動には何の関心もなく、会費も納付していない総裁がどのように国民を相手に会費納付を促し、社会奉仕および救護事業と南北交流などの重要業務を遂行する機関をリードしていけるか疑問だ」と批判した。

 また、キム議員が大韓赤十字社から総裁選出のための中央委員会会議録の提出を受けて確認した結果、キム・ソンジュ候補者が決定されるのにかかった時間はわずか11分だった。

 会議録を見ると、大韓赤十字社は9月24日に中央委員28人中21人が参加した中で午前7時30分に中央委員会を開会し、総裁選出のために7人の選考委員会を構成した。 会議中断後、午前8時3分に開かれた選考委員会は、キム・ソンジュ候補者一人を総裁候補者に推薦して午前8時14分に会議を終えた。

 キム議員は「大韓赤十字社総裁候補者をわずか11分でどのように検証したのか、驚くしかない。 大統領選挙時の功臣への天下り人事に対して、赤十字社中央委員会がイエスマンの役割を忠実に果した」とし「キム候補者が自ら辞退しなければならない」と明らかにした。

 キム・ソンジュ候補者は2012年12月の大統領選挙時にセヌリ党共同選挙対策委員長を務めており、報恩天下り人事という批判を受けている。

イ・スンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/657766.html 韓国語原文入力:2014/10/01 13:29
訳J.S(1119字)

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