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教室移って授業 ‘教科教室制’ 示範導入

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/355951.html

原文入力:2009-05-20午後09:29:27
来年3月 新学期から

ユ・ソンヒ記者

生徒たちが科目別に定められた教室を歩き回って授業を聞く ‘教科教室制’ が来年3月新学期から示範導入される。
教育科学技術部は20日、教科教室制導入を希望する学校の申請を受けつけ計600ヶ所余りを選定し3000億ウォン規模の予算を支援する内容の ‘教科教室制推進基本計画’ を発表した。

教科教室制というのは科目別に専用教室を定めておき、生徒たちが授業時間割により各科目の教師たちが常駐する教室に移動して授業を行うもので、米国・ヨーロッパ・日本など多くの国で施行されている制度だ。我が国では2007年から一部市・道教育庁がこの制度を導入し、ソウル ハンガラム高・空港中など33ヶの学校で実施している。

教科部は施行初期には ‘全面導入型’ と ‘部分導入型’ に分け、対象学校を選定することとした。全面導入型は教科教室制を大部分の科目に適用する学校で、中学校と一般系高の中から45ヶ所内外を選定し学校当たり15億ウォンずつを支援する。部分導入型は数学・英語・科学など一部科目にのみ教科教室制を適用する科目重点型と既存の水準別移動授業を拡大する水準別授業型に分かれる。科目重点型は240~260ヶ所、水準別授業型は350~370ヶ所を選定し、学校当たり各々5億ウォンと3億ウォンを支援する計画だ。

教科部は教科教室制を希望する学校の申請を受けつけ市・道教育庁を通じて審査した後、7月初めまでに示範学校を最終選定する方針だ。選ばれた学校には学校当たり平均4人の時間講師と3人の行政補助人材が支援され、校長・教員を対象にした研修も実施される。キム・チャドン教科部人材政策室長は「各科目に合った授業機資材が設置され教師たちも常駐して教授・学習法を研究でき、授業の質がはるかに高まると期待する」と話した。

ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr

原文: 訳J.S