原文入力:2009-05-18午後07:42:51
光州に続き大田・ソウル高裁も会議招集の動き
シン最高裁判事 ‘決断’ 兆候なし,事態長期化の兆し
ソン・ギョンファ記者
←裁判所公務員労組組合員が18日午後ソウル,瑞草洞,ソウル中央地方法院前歩道で 「司法府構成員としてシン・ヨンチョル最高裁判事事態に対して責任感を感じる」としてシン最高裁判事の辞退を要求する三歩一拜をしている。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr
18日全国8ヶ裁判所の判事会議でシン・ヨンチョル最高裁判事のロウソクのあかり裁判介入行為が裁判官の裁判独立を侵害し、イ・ヨンフン大法院長の ‘厳重警告’ 措置とシン最高裁判事の謝罪が司法府に対する信頼回復に不十分だという一線判事たちの立場が再確認された。特に議政府地方裁判所などでは「司法府に対する信頼回復のためにはシン・ヨンチョル最高裁判事の勇気と犠牲が必要だ」という決議が出てきて、シン最高裁判事の立場がより一層窮迫することになった。
この日昼休みまたは日課後に招集された単独判事会議の参席者たちは、先週のソウル地域の裁判所判事たちが明らかにしたのと同様△シン最高裁判事の行為は明白な裁判権侵害で△大法院の措置とシン最高裁判事の謝罪では不十分であり△制度改善策が必要だということに大部分が共感した。一部の裁判所判事たちは事実上シン最高裁判事の辞退を要求し判事たちの断固たる立場を繰り返し確認した。
特にこの日は光州高裁陪席判事9人が高等法院としては初めて判事会議を開き、判事会議の開催行列が絶えないことを予告した。大田高裁判事たちも判事会議の開催を推進中で、ソウル高裁でもこういう動きがあると伝えられた。経歴12~15年目で大部分の単独判事より経歴が長い高等法院陪席判事たちが合流し始めたことは辞退を拒否するシン最高裁判事や大法院側にまた別の圧迫になるものと見られる。
判事たちの波状的な圧迫にもかかわらず、シン最高裁判事が ‘決断’ をする兆候は感知されておらず、事態の長期化展望も出てきている。シン最高裁判事は ‘厳重警告’ 措置にあった去る13日以後、沈黙を守っている。彼は取材陣の目を避け地下駐車場を通じて出退勤していると分かった。最近法院行政処が判事たちの動きを揉み消すために積極的にでたのもシン最高裁判事が ‘持ちこたえ’ を継続できる背景に挙げられる。
しかし判事たちの反発もやはり簡単には弱くならないものとみられ、事態は予測困難な状況に入り込んでいる。すでに判事会議を終えた裁判所判事たちはひとまず推移を見守るという立場だ。各級裁判所の判事会議が継続して開かれており、シン最高裁判事の勇退を要求している状態なので反応も見なければならないということだ。
ソウル地域の裁判所のある単独判事は「司法府の官僚化など問題があっても以前には ‘判事会議を通じて何になるか’ という意見が支配的であったが `今は何らか正すことができる’ と考える判事が多くなっている」と雰囲気の変化を伝えた。
ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/355516.html 訳J.S