昨年ソウル地下鉄での性犯罪が前年度に比べ20%も増えたと調査された。
女性家族部とソウル警察庁地下鉄警察隊は昨年ソウル地下鉄1~9号線駅舎と客車内で起きたセクハラなど性犯罪発生件数が1026件で、2012年の848件に比べて20.1%増えたと25日明らかにした。 昨年検挙された地下鉄性犯罪者は計952人で2012年800人から19%増加した。
地下鉄で性犯罪が主に起きた時間帯はやはり人が最も混雑する出勤時間帯(午前8~10時)が28%で最も多く、退勤時間帯である午後6~8時も23.5%を占めた。 午後4~6時は11.3%、午後10~12時9.3%の順であった。 路線別には地下鉄2号線が33.9%、4号線18.3%、1号線17.5%、7号線12.0%、3号線7.4%の順であった。 分期別では1分期(1~3月)が128件、第2四半期(4~6月)422件、第2四半期入ると230%増加したと明らかになった。 7~9月には322件、10~12月には154件だった。
‘性暴行犯罪の処罰などに関する特例法’(11条)は公共交通手段など公衆密集場所で醜行をした場合、1年以下の懲役または、300万ウォン以下の罰金に処すると規定している。 同法14条はカメラなどを利用して女性の身体などをこっそりと撮影した者は5年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に処するようにしている。
ソウル警察庁地下鉄警察隊は地下鉄性犯罪が多く発生する4月1日から7月31日までの4ヶ月間を‘セクハラ特別予防・集中取り締まり期間’と決めて地下鉄セクハラ予防および検挙活動を強化する計画だと明らかにした。 特に地下鉄セクハラ犯罪が集中する出退勤時間帯に脆弱路線と場所を中心に集中的に取り締まり、巡回査察班を設けて班ごとに一日に3回電車に搭乗し予防巡回査察を行う方針だ。
パク・スジ記者 suji@hani.co.kr