キム・ヨンナム(86)北側最高人民会議常任委員長が最近実施された13期最高人民会議代議員として選ばれなかった可能性があると政府が明らかにした。 また、金正恩朝鮮労働党第1秘書の叔母であり、昨年処刑されたチャン・ソンテク前党行政部長の夫人であるキム・ギョンヒ党秘書も今回の選挙から除外された可能性が高いという分析が出てきた。
情報当局のある関係者は13日 「代議員選挙結果を見れば、55号銀河選挙区(科学院)当選者である‘キム・ヨンナム’がいるが、同名異人である可能性がある。 4月初めと予想される1次会議に参加するかを見守る必要がある」と話した。 統一部当局者は「キム・ヨンナム委員長の交替可能性を確認中」としつつも「キム・ギナム(85)党宣伝扇動部長、チェ・ヨンリム(84)党政治局常務委員など似た年齢帯の代議員がそのまま残っているため、彼の代議員脱落可能性は大きくないと見ている」と話した。 キム・ヨンナム委員長は党秘書、政務院副総理と外交部長を経て、党政治局常務委員と最高人民会議常任委員長を受け持ってきた。
情報当局者はキム・ギョンヒ党秘書の脱落可能性にも言及した。 彼は「キム・ギョンヒ秘書は金正恩第1秘書との葛藤による辞退、または自主的辞退の可能性がある。 平安北道(ピョンアンブクド)の285選挙区で選出された‘キム・ギョンヒ’は同名異人である可能性が高い」と話した。
ハ・オヨン、チェ・ヒョンジュン記者 haha@hani.co.kr