本文に移動

イージス艦 世宗大王艦 初公開

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/354941.html

原文入力:2009-05-14午後06:44:47
“北 ロケット軌跡 リアルタイム探知 実戦配置準備 年内完了”

クォン・ヒョクチョル記者

“ドアを必ず閉めて通りましょう”
小学校の教室ではなく、海軍の世宗大王艦内部のあちこちに貼られた案内文だ。海軍は14日午後、江原,東海,海軍1艦隊埠頭に停泊した世宗大王艦甲板で ‘海軍力発展’ を主題に艦上討論会を開き、世宗大王艦内部を一般に初めて公開した。

通常イージス艦と呼ばれる韓国型駆逐艦(KDX-Ⅲ級) 1番艦の世宗大王艦(7600t)は、約1000km向こうから飛んでくる弾道弾と500km遠方から接近する航空機の探知追跡が可能だ。世宗大王艦のこういう優れた探知追跡能力は多機能位相配列レーダー(SPY-1D)に由来する。

海軍関係者は「先端電子装備の多機能位相配列レーダーは湿気に鋭敏だ」として「隔壁が設置された世宗大王艦のドアを開けておけば内外の温度差のために結露してレーダー運用に支障を与えかねない」と話した。

チョン・オクグン海軍参謀総長はこの日の艦上討論会開会辞で「世宗大王艦は先月5日北韓のロケット発射時(東海で)直ちに探知し、その軌道を完ぺきに追跡した艦艇」と話した。世宗大王艦は先月5日、北韓ロケット発射時、鬱陵島東北方海上に配置され米・日より先に北韓ロケット軌跡を探知し合同参謀に知らせた。

キム・トクキ世宗大王艦艦長(大佐)は「イージズ戦闘体系は米国から持ってきたが、海軍,防衛事業庁,現代重工業,国防科学研究所など各機関が技術と力を集め搭載装備種類の76%の国産化を達成した」として「米国はイージス艦引受後7年かかった実戦配置準備(戦力化)を私たちは今年末まで1年以内に終わらせる計画」と話した。

イージズ駆逐艦を保有する国は韓国,米国,日本,スウェーデン,ノルウェーなど五ヶ国だ。東海/クォン・ヒョクチョル記者nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S