劇場チェーン メガボックスが、封切り館縮小論難をかもした映画<もう一つの約束>(6日封切り)を全国22館で封切りすることにした。
<もう一つの約束>配給会社‘OAL’は5日、報道資料を通じて「封切りを翌日に控えてメガボックス22館、CGV 45館、ロッテシネマ 9館、個人劇場 20館など計96上映館で封切りされることになった」と明らかにした。 映画は封切り前に前売り順位で全体3位、今週封切り作の中では1位を記録している中で一部の劇場チェーンが異例的に少ない封切り館を配分し論難をかもした経緯がある。
これに対して配給会社‘OAL’は 「封切り館数を巡り配給会社と協議してきたメガボックスが、22上映館を開くことにし、以後は前売り率と観客の反応により上映館数を調整することにした」として「委託館と芸術専用映画館を含めて全国9館だけを予定しているロッテシネマからも追加上映の連絡が来るのを待っている」と伝えた。
映画は三星電子半導体工場で仕事をして死亡した労働者、故ファン・ユミ氏の実話を土台にしている。 パク・チョルミン、ユン・ユソン、キム・ギュリなどの演技派俳優が出演し、大企業の不当な振る舞いに対抗する家族の姿を熱演した。
ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr