本文に移動

パク・クネ, 刷新でも和合でもない ‘縫合 脇役’ 拒否

https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/353765.html

原文入力:2009-05-07午後07:40:22
パク・クネ前代表, 自身排除した議論に親イ側 真正性疑い
‘大統領府決裁’ 拒否感…極秘会合 言論流出も不信感増大

ソン・ヨンチョル記者

←パク・クネ, 'キム・ムソン院内代表推戴論‘ 反対(サンフランシスコ=聯合ニュース)コ・イルファン記者=ハンナラ党パク・クネ前代表が6日(現地時間)米国スタンフォード大アジアパシフィック研究センターを訪問、キャンパスを見回っている。この日パク・クネ前代表は '親パク系キム・ムソン院内代表推戴論‘ と関連,「(所属議員らの自由投票で院内代表を選出することになっている)党憲.党規に反して、そのような形で院内代表をするのは私は反対」と言い切った。 2009.5.7 koman@yna.co.kr/2009-05-07 14:38:46/

‘キム・ムソン推戴論’ 反対なぜ?

‘キム・ムソン院内代表論反対’ に関するパク・クネ前ハンナラ党代表の7日発言は迅速で断固としていた。イ・ミョンバク大統領とパク・ヒテ ハンナラ党代表が大統領府会合で「派閥の雑音が出てこないようになった」として、キム・ムソン院内代表カードを出した一日後だった。パク前代表としては自身の意思とは関係なしにイ大統領によって親パク人士が一方的に党職に起用されることを初期に遮断しようと考えたものと見られる。

パク前代表の冷たい反対はイ大統領をはじめとする親イ陣営の真正性を信じることができないという判断から出た。パク前代表は党指導部が持ち出したキム・ムソン院内代表カードが、真の親イ-親パク和合ではなく、再補欠選挙敗北を緊急縫合するための臨機応変策に過ぎないと結論を下したようだ。自身を排除したまま急流に乗った議論課程も動機を疑わせたという分析だ。パク前代表のある参謀は「パク前代表はまず自身と大統領府間に国政哲学や価値共有が十分になされた後、キム・ムソン院内代表起用論が出てくることが正しいと考えたこと」として「だがこういう過程を完全に省略したまま院内代表席にだけ焦点を合わせて ‘受諾すれば和合、拒否すれば国政協力拒否’ という方式で親イ側がゴリ押しすることに相当な不快感を感じた」と話した。親パク系のある議員は「真の和合次元でなく10月再補欠選出馬が切実なイ・ジェオ前議員側から政略的に親パクの協調を求めようとしてキム・ムソン議員カードを推進しようとしたという感じは否めない」と話した。

その上、訪米前日にもれた2月のイ・ミョンバク大統領との極秘会合報道はイ大統領に対する人間的不信感をさらに深める材料になった。ある再選議員は「4・29再補欠選敗北の原因が党内不和ためという話が出回るや大統領府が ‘私たちはこのようにパク前代表を抱きしめようと努力しているではないか’ という類の弁解をしようと、わざわざこれを言論に流したものとパク前代表は考えている」として「極秘会合事実を政治的有不利により流す側とはこれ以上話ができないと判断したのだろう」と話した。

キム議員が実際に院内代表となるしても限界が明確な上、現政権の国政運営基調とは葛藤を生じさせるほかはないという政治的な判断もしているようだ。今後、放送法など言論関係法,非正規職法など野党との尖鋭な対立が予想される院内戦闘で失敗する場合、親パク側が政治的責任をかぶる可能性が高いという点も考慮したと見られる。親パク系のある議員は「キム議員が院内代表を引き受けても、イ・ミョンバク政権の無理なゴリ押しを防ぐこともできないばかりか共同責任を負うだけになる」と話した。パク前代表が米国で行った記者懇談会で、ろうそく集会と関連して「韓国政府が十分な説明と手続きなしに突然牛肉を輸入すると国民が不信に思ったことであって反米感情とは全く関係がない」と話した点は、イ大統領と政局を見る観点の差を示す。

反面、原則に忠実なパク前代表としては当然の発言という分析もある。ある親パク初当選議員は「院内代表選出規定に反して、あたかも党代表が大統領府の決裁を受けて追認する形式は、この間パク前代表が主張してきた党政分離原則に正面から外れる」として「パク前代表は原理原則を話しただけ」と語った。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

原文: 訳J.S