ファン・ギョアン法務部長官が‘三星(サムスン)から1500万ウォン相当の金品を受け取った’という疑惑を報道した<韓国日報>を相手に1億ウォンの損害賠償請求訴訟を15日提起した。
ファン長官は訴状で "1999年三星から商品券を受け取ったという疑惑はすでに2008年三星特検当時に無嫌疑という結論が出た事案だ。 チョ・ジュンヌン当時特別検事に電話で尋ねると‘無嫌疑終結した’と確認した" と明らかにした。 ファン長官はソウル中央地検2次長を務めていた時期‘三星エックスファイル事件’を捜査して三星関係者を無嫌疑処分した反面、これを報道したイ・サンホ前<文化放送>記者とノ・フェチャン前議員は起訴したという報道内容も虚偽だと主張した。 ファン長官は "チェ・ドンウク検察総長の辞表受理がなされた微妙な時期に報道して、悪意をもって名誉を傷つけた" と主張した。
これに対して韓国日報社は「供与者が金品を渡した事実を一貫して述べていて、特検関係者たちも事実無根だと言う人がいない。 あたかも自身の不正事件を直接捜査したかのように事実無根と言うのは法律家として正しい姿勢ではない」と反論した。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr