我が国の既婚男女の半数だけが家族生活に満足しているという調査結果が出てきた。 満足度は女性が55.3%で、49.1%である男性より高かった。
8日、韓国保健社会研究院キム・スングォン、キム・ヨンウ研究員が出した‘家族生活の質’という報告書を見れば、既婚男女の50.5%だけが家族生活全般に対して‘満足’と答え、‘普通’と‘不満’という応答がそれぞれ43.2%と6.3%を占めた。
研究チームは2012年15~64才の既婚者1万人余り(男性1800人余、女性8220人余)を対象に△全般的な家族生活△家族内での本人の地位と役割△家事労働の分担程度△家族の対話および親密度△家族構成員の葛藤 問題解決△家族文化および余暇活動など10項目にかけて調査した。
家族生活に満足しているという応答比率は年齢が若いほど高く、15~29才 69.2%、30~39才 60%、40~49才 54.4%、50~59才 49.3%、60才以上 44.5%と現れた。 また、離婚・別居状態よりは配偶者がいる場合、満足度が高く、全般的に教育水準・家計所得が高いほど満足度も高かった。
家事労働の分担については、女性の満足度が42%なのに比べ男性は51.8%で、女性が家事労働を分担する過程で不満が多かった。 家族の対話と親密度では58.2%が満足していると答えた。 この他に隣人または親戚との関係(満足44.7%、不満7.5%), 家族構成員の葛藤問題解決(満足45.7%、不満足10.2%), 家族構成員の健康水準(満足55.5%、不満8.7%)では満足度が高く調査された。
ソン・ジュンヒョン記者 dust@hani.co.kr