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‘スンス効果’ 26票で…チョ・スンス単一化世論調査 1.41%差でキム・チャンヒョン上回る

原文入力:2009-05-01午前10:06:36
キム・グァンス記者

←進歩新党チョ・スンス当選者

29日に行われた蔚山,北区国会議員再選挙過程で、進歩新党と民主労働党間の金バッチの行方を分けたのはたった1.41%p(26票)に過ぎなかったことがわかった。

こういう事実は進歩新党チョ・スンス(写真)当選者と民主労働党キム・チャンヒョン候補間の単一化過程が30日に遅れて明らかになった。退屈な単一化議論を行ってきた2党は選挙日を三日後に控えた去る26日ようやく ‘単一候補’ のための世論調査を実施した。結果はチョ当選者がたった1.41%p(26人)上回ったと最終集計された。全体標本数2500人中で有効標本は1815人であり、チョ・スンス568人(31.27%),キム・チャンヒョン542人(29.86%)と現れたのだ。

キム候補がチョ当選者支持者26人中で単に13人以上の支持を得たならばチョ当選者と少なくとも同率か勝利することもできた状況だ。この結果は徹底的に秘密にされた。こういう事実をキム候補の支持者たちが知れば ‘世論調査再実施’ とか ‘世論調査結果不認定’ 等の問題を提起することもありうる程度の小さい差だったためだ。

民主労総蔚山本部のある幹部は「もし選挙日前にこの世論調査結果が知らされたとすれば、敗北した側の選挙運動員が受け入れられないと反発することもありえた」として「結果をきれいに承服し保安を守った民主労働党とキム候補の姿勢は評価するに値する」と話した。

両党は先立って20回余りの激しい討論の末に世論調査を通じて候補を単一化することに合意した。ソウルの有力世論調査機関2ヶ所が二度世論調査をした後、その結果を合算し支持率が高い側を単一候補とすることにしたのだ。また単一化の後遺症を減らすために外部に結果を公開しないことにした。

この単一化の結果としてチョ・スンス当選者は29日蔚山,北区再選挙で49.2%を得て、41.3%を得たハンナラ党パク・テドン候補を7.9%p差で破り当選した。進歩陣営が統合しなかったならば不可能な勝利だった。

蔚山/キム・グァンス記者kskim@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/352807.html 訳J.S