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朴大統領、全斗煥から受け取った金 社会還元するか

登録:2013-05-24 20:38 修正:2013-05-25 10:09
昨年12月大統領選挙討論の時、6億還元約束
側近 "国民の前での約束なのでいつか方案を出す"
朴槿恵(パク・クネ)大統領

 政府公職者倫理委員会が24日、新政府スタート後 初めて朴槿恵(パク・クネ)大統領の財産規模を公開し、朴大統領が去る大統領選挙当時に明らかにした‘財産社会還元’約束が守られるかどうかも新たに注目をあびている。

 朴大統領は昨年12月の大統領候補1次テレビ討論会の時、李正姫(イ・ジョンヒ)当時統合進歩党候補から‘全斗煥前大統領から6億ウォンを受け取ったのではないか’という指摘を受けて、 「父親が凶弾に倒れ亡くなって、幼い弟と生きる道が難しい状況で心の余裕がない中で受け取った。 後日、社会に還元する」と答えた経緯がある。 この時に言及された6億ウォンは1979年10・26事態直後に全斗煥当時合同捜査本部長が朴大統領に渡したもので、朴正熙前大統領が大統領府の金庫に残しておいた金と知られている。

 3ヶ月しか残っていない全斗煥前大統領の追徴金納付時効が社会的イシューになっている上に、検察も未納追徴金返還に積極的に乗り出す方針を明らかにしたことにより、朴大統領が全前大統領から受け取った資金の社会還元約束にも新たに関心が集まっているということだ。

 しかし大統領府は朴大統領の財産還元と関連して、現在まで特別な計画を持っていないとの立場だ。 朴大統領の核心側近は 「政府スタート直後に我を忘れて駆け付けたが、そのような部分まで十分な検討をするだけの時間がなかった。 だが、朴大統領が今になって何ら個人的な欲があるわけがないではないか。 国民の前でした約束である以上、いつかは約束を守る具体的方案を出すことになるだろう」と話した。

 一方、この日公開された朴大統領の財産は25億5861万ウォンで、去る2月5日に前職国会議員身分で公開された朴大統領の財産24億3903万ウォンより1億1958万ウォン増加していた。 朴大統領の財産構造はソウル三成洞(サムソンドン)の居宅と自動車1台、預金など3種類であり単純だ。 三成洞の居宅が23億ウォン、2008年式ベラクルーズが1994万ウォン、預金が2億3867万ウォンで、財産増加分は三成洞の住居価格上昇分が反映された結果だ。

ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/588956.html 韓国語原文入力:2013/05/24 20:11
訳J.S(1093字)

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