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MBC 新社長にキム・ジョングク大田(テジョン)MBC社長 選任

登録:2013-05-02 21:16 修正:2013-05-03 00:16
放文振 与党推薦理事 票を集中
キム・ジェチョル体制 延長 憂慮の声
MBC新社長に選任されたキム・ジョングク大田(テジョン)MBC社長が2日、面接を受けるためにソウル汝矣島(ヨイド)の放送文化振興会に入っている。 ニュース1

キム・ジョングク大田文化放送社長が新しい<文化放送>(MBC)社長に選任された。

 文化放送の最大株主である放送文化振興会(放文振)は2日、定期理事会でキム・ジョングク大田文化放送社長、ク・ヨンフェ前MBC美術センター社長、アン・グァンハン文化放送副社長、チェ・ミョンギル報道局ヨーロッパ支社長など4人の社長候補を面接した後、表決を通じてキム社長を社長内定者に選んだ。 この結果はまもなく開かれた株主総会で確定した。 キム社長は9人の理事から5人の票を貰い、特に与党推薦理事の票を集中的に受けたとのことだ。 キム社長はこれに先んじて29日に4人の候補者を選ぶ理事会でも最多票である3票を得た。

 キム社長は高麗(コリョ)大経済学科を卒業し1982年文化放送報道局に入社し、これまでにロサンゼルス特派員、経済部長、政治部長、企画調整室長、馬山(マサン)文化放送・晋州文化放送兼任社長などを歴任した。

 これによりキム・ジェチョル前社長が解任された後、一ヶ月を超えて空席となっていた文化放送社長の席が再び満たされたが、‘文化放送正常化’期待よりは‘キム・ジェチョル体制の延長’に対する憂慮が先に出ている。 キム新任社長が‘キム・ジェチョル ライン’という評価を受けるほどにキム前社長と似た経営路線を示してきたためだ。

 キム社長はこの日、理事会面接で「ニューメディア時代に合わせてコンテンツ開発に集中する」という抱負を明らかにしたと言う。 また、解雇者の復職をはじめとする労組との関係改善問題については「労組と対話しながら徐々に解決していく」と話した。

キム新任社長の任期はキム前社長の残余任期である来年の定期株主総会まで約10ヶ月だ。

チェ・ウォンヒョン記者 circle@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/media/585623.html 韓国語原文入力:2013/05/02 18:15
訳J.S(982字)

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