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北韓‘開城(ケソン)工業団地 軍通信線’まで遮断

登録:2013-03-27 22:42 修正:2013-03-28 11:42
南北間 14ヶ通信線 全て遮断
北韓が公開した東海上陸写真が捏造されたものという主張が提起された。 <朝鮮中央通信>は25日、金正恩国防委員会第1委員長が参加した中で東海で大規模合同上陸および上陸阻止訓練を行なったとし、26日写真を配布した。 その中で空気浮揚艇2隻が上陸していて、その他に6隻が海で浜辺へ近づく姿が撮られた写真がある。 米国時事月刊(The Atlantic)は26日(現地時間)インターネット版で写真の中の空気浮揚艇の内、2~3隻はデジタル操作を通じてコピー&ペーストしたもので、実際より多くの空気浮揚艇を誇示しようとしたと見られると主張した。 前方の青四角で表示した2隻は陽光を受けて輝く位置まで全く同じで、右側船舶のしぶきにフォトショップをした痕跡があるということだ。 後方の紫四角内の2隻も一隻をコピー&ペーストしたものと指摘された。 左側円内の一隻は輪郭と色が不自然で船が通ったときに作られる白い航跡が見られず、捏造疑惑が提起されている。(The Atlantic)ホームページ キャプチャー

北韓が朝鮮人民軍最高司令部名義で‘1号戦闘勤務態勢進入’を宣言した翌日、南北間の軍通信線を電撃遮断した。

 北韓の<朝鮮中央通信>は27日「南北将軍級軍事会談北側団長が‘午前11時20分から北南軍通信を断絶すると同時に西海(ソヘ)地区北南管理区域軍通信連絡所の我が方構成員の活動も中止することを通告する’と韓国軍に電話通知文を発送した」と報道した。 朝鮮中央通信は 「この措置が南側の反共和国敵対行為が継続する限り徹底的に執行される」と付け加えた。 この通信線の遮断により南北間に置かれている14ヶの通信線が全て切れた。

 通信線を遮断する理由と関連して、この通信は「米国の対朝鮮(対北韓)核威嚇と制裁に共謀した南朝鮮(韓国)が共和国の最高尊厳(最高指導者)にまで触れる段階に入った。 南北間の対話と協力のために開設された南北軍通信は、すでにその意味を喪失した」と主張した。 北韓が今回遮断した3回線は南北管理区域西海側軍状況室に設置されたもので、開城工業団地を毎日出入りする韓国人の名簿を南と北がやりとりするために使われてきた。

 しかし開城工業団地は通常通り運営されていると統一部は明らかにした。 キム・ヒョンソク統一部スポークスマンは「開城工業団地の安定的運営に役立たない措置であり、直ちに撤回することを促す」と話した。

キム・キュウォン、カン・テホ記者 che@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/580104.html 韓国語原文入力:2013/03/27 21:35
訳J.S(726字)

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