原文入力:2009-04-18午後02:09:58
[4・29補欠選] ‘状況分析’ 交差方程式
パク・チャンシク記者キム・ポンギュ記者キム・ジンス記者
←パク・ヒテ ハンナラ党代表(右側)が17日午後、全北全州市,完山区の中央聖堂前で4・29再選挙に出馬したテ・キピョ候補(左側)のために応援遊説をしている。 全州/キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr
ハンナラ 富平・慶州-民主 富平・全州で勝負手
庭の畑失えば指導部責任論・派閥葛藤深まる
蔚山 進歩候補単一化失敗すれば責任攻防 予告
4・29国会議員再選挙の状況と以後の政局展望が関心を集めている。 各政党の ‘庭の畑’ 地域の身内の争い変数などが絡まり、再選挙戦を読むには多少複雑な交差方程式が必要だ。
関心の焦点である仁川,富平乙地域はハンナラ党イ・ジェフン候補と民主党ホン・ヨンピョ候補が接戦中だ。世論調査機関のリアルメーターが去る15日この地域有権者700人を相手に行った世論調査では、イ候補29.7%,ホン候補29.1%,民主労働党キム・ウンホ候補10.0%,無所属チョン・ミョンス候補4.8%と現れた。他の調査でも二候補が誤差範囲内で争っている。
親イ-親パク対決が関心を集める慶州もハンナラ党チョン・ジョンボク候補と無所属チョン・スソン候補間で薄氷の接近戦が繰り広げられている。リアルメーターの去る15日調査で無所属チョン候補 33.3%,ハンナラ党 チョン候補33.1%と現れた。
チョン・ドンヨン前統一部長官が無所属で出馬した全州,徳津はチョン前長官の優位に疑問を提起する人が少ない。全州,完山甲はイ・グァンチョル民主党候補が組織基盤などを土台にひとまず先んじる中で、‘DY無所属連帯’ の破壊力が関心事に浮上した。
←チョン・セギュン民主党代表が17日午後、仁川,富平区,山谷洞の路上で市民を相手に富平乙補欠選挙に出馬したホン・ヨンピョ候補への支持を訴えている。 仁川/キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr
こういう序盤状況を土台に見る時、現在として民主党の最大値は富平乙と全州,完山甲を得る状況だ。この場合、民主党指導部はパク・ヨンチャ ゲートとチョン前長官変数という大型悪材を突き抜け善戦したと自任することができる。しかし、富平乙と全州,完山甲、全州,徳津を全て失い ‘0対5’ が現実化した場合、民主党指導部は直ちに責任論にぶつかる可能性が高い。富平乙を失い完山甲一ヶ所だけを勝っても、現指導部が持ちこたえることはあるだろうという展望もある。
ハンナラ党は富平乙と慶州の二ヶ所だけ勝ってもファインプレーと主張することができる。進歩政党間の単一化失敗で蔚山,北区まで手にした場合は錦上花を添えるだ。ハンナラ党指導部に痛恨の状況は親パク指向チョン・スソン候補に慶州を奪われる場合だ。パク・クネ前代表の力が再確認され、与党内親イ グループの指導力が打撃を受ける展望だ。親パク-親イ グループ間感情の谷もより一層深くなると予想される。
蔚山,北区は蔚山MBCと慶尚日報が行った去る13~14日の世論調査でハンナラ党 パク・テドン候補が19.0%,進歩新党チョ・スンス候補17.8%,民主労働党キム・チャンヒョン候補11.8%と現れた。民主労働党と進歩新党の候補単一化推進合意が守られれば、進歩政党候補の楽勝が予想される構図だった。しかし17日、現代自動車労働組合支部が当初予定した組合員総投票はできないと態度を変えたことによって変数ができた。民主労働党関係者は「既存単一化推進手続きが崩れたことにより、2候補間での最終決断を期待する他はなくなった」と話した。単一化の躓きで進歩政党候補の院内追加進出が失敗する場合、両党共に荒々しい責任論争に包まれるものと予想される。
パク・チャンシク選任記者cspcsp@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/350326.html 訳J.S