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教育官僚出身 初抜てき…MB政府の高校序列化を批判

ソ・ナムス教育部長官内定者
慶州(キョンジュ)威徳(ウィドク)大総長 ソ・ナムス

 朴槿恵(パク・クネ)大統領当選人が13日教育部長官候補者に指名したソ・ナムス(61)威徳(ウィドク)大総長は、30年間教育部で勤めた教育行政官僚出身だ。 教育官僚出身が教育部長官に抜擢されたのは教育部の歴史上初めての出来事だ。

 ソ候補者は1979年教育部の前身である文教部事務官として出発し、大学学務課長、大学支援局長など大学関連の要職を経た後、参与政府の末期である2007~2008年には教育部次官を歴任した。 教育部で専門分野が強いソ候補者の内定の便りに教育科学技術部の公務員たちは期待感を示した。 ある幹部は「業務理解度が高く、現場に適用可能な政策を出すと予想される」と話した。

 ソ候補者はこの間、学閥主義と高校序列化政策などに対して批判的な立場を示してきた。 2007年、次官時期には特殊目的高校追加新設にブレーキをかけ‘優秀性向上のための高等学校運営改善および体制改編方案’を出した。 昨年5月には教育運動団体である '私教育の心配ない世の中' が主催した‘教師のための灯台守学校’の講師として出て過度な教育熱と李明博政府の高校多様化政策を批判しもした。 2011年8月教育市民団体‘教育を変える人々’が開いた月例フォーラムでも 「現政権の高校多様化政策は‘高校の垂直的多様化’、すなわち‘高校序列化政策’という点で問題点が深刻だ」と指摘した。 これに伴い、ソ候補者が長官に就任する場合、過度な競争を煽ったという批判を受けてきた現政権の教育政策にどのような変化がもたらされるか注目される。

 全国教職員労働組合はこの日論評して「ソ・ナムス内定者が李明博政府の学校序列化政策と一線を画し、初中等教育の正常化のための改革に先頭に立つことを期待する。 ソ内定者に対する検証過程は道徳性はもちろん、教育改革推進の意志と能力に対する検証が総合的になされなければならない」と明らかにした。 パク・スジン記者 jin21@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/573781.html 韓国語原文入力:2013/02/13 20:20
訳J.S(979字)