全南(チョンナム)霊光(ヨングァン)原子力発電所から半径4km内に暮らす住民たちが20日、原子力発電所前の鉄製フェンスを壊して発電所への進入を試みた。
霊光郡(ヨングァングン)弘農邑(ホンノンウプ)の住民500人余りはこの日午前10時、霊光原子力発電所前で霊光原子力発電所の安全性確保のための弘農邑民決起大会を開き、△民官合同調査委構成△原子力発電所監視機構独立性保障△原子力発電所と住民の民主的関係設定などを要求した。
住民たちは決起大会を終えた後‘助けてくれ’、‘集団移住’等が書かれた横断幕と原子力発電所を象徴する喪輿を前面に出して原子力発電所構内への進入を試み警察と衝突した。 住民たちは正門前側の鉄製フェンス10m余りを押し倒し、そこで阻止されるや正門左に移ってフェンス5mほどを壊しもした。 進入に失敗した住民たちは原子力発電所を象徴する喪輿と原子力安全委員会を象徴するカカシを燃やした後に解散した。
これに先立ち住民たちは朝6時からトラクター10台余りを原子力発電所から3m離れた進入道路に駐め、原子力発電所職員の出勤を阻止した。
政府は住民たちの反発が強まるや21日カン・チャンスン原子力安全委員会委員長とイ・クァンソプ知識経済部エネルギー資源室長などを霊光に送り、住民たちの意見を聞くようにした。
光州(クァンジュ)/アン・クァノク記者 okahn@hani.co.kr