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朴槿恵(パク・クネ)「刷新要求」には沈黙…経済民主化は「きっちり実践」強調

黄(ファン)代表も「一番重要なのは
経済民主化をするということ」
人事刷新要請 事実上黙殺
議員らに高まる危機感
「朴 迷妄からまだ覚めない」
「刷新の槍を経済民主化の盾で防ぐ?」

原文入力:2012/10/06 01:11(1471字)

朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党大統領候補は5日午前、「党指導部の入れ替えへの世論が強い。中央選挙対策委員会や党指導部は、そのままで行くつもりなのか」との記者たちの質問に、何も答えなかった。ただ「セヌリ党は経済民主化に関心のない政党」との金鍾寅(キム・ジョンイン)国民幸福推進委員長の発言に関する質問には「経済民主化はきっちり実践する」と答えた。前日5時間ほどにわたった議員総会で爆発した議員たちの人事刷新要求は受け入れられないとの意志を示しながらも経済民主化を強調したのだ。

黄祐呂(ファン・ウヨ)代表もこの日午前、記者たちと会い、朴候補と同様の意見を明らかにした。黄代表は「(選挙対策委員会) 辞令を与えた翌日に白紙に戻せば…(だめだ)。最も重要なのは経済民主化を行うこと」と言いながら「経済民主化はこの前の総選挙の公約でもあり、 (大統領選挙) 公約の優先順位も重点を経済民主化に置いている」と述べた。刷新対象として名指しされた党指導部はこの日午前、最高委員会議で辞任の代わりに「緊張感を持ち、より熱心に働こう」との意見を集約した。

刷新を強く要求する議員たちは大部分、セヌリ党が経済民主化を積極的に推進せねばならないと主張する人々だ。彼らは、金鍾寅委員長と李漢久(イ・ハング)院内代表が経済民主化推進の有無について不満混じりの発言までやりとりして対立しているが、朴候補が「交通整理」をしないので、朴候補の経済民主化推進の意志に疑念を抱いている。しかし、前日の議員総会の焦点は経済民主化ではなく強力な刷新だった。経済民主化も重要だが、今すぐに刷新を始めなければ、何を出しても大統領選挙で負けることになり得るという議員たちの危機感のためだった。しかし、朴候補と党指導部はいつも語っていた経済民主化を提示して、刷新要求を黙殺したわけだ。

朴候補と党指導部は、党内融和と現実的な困難さを「刷新不可」の理由としてあげている。朴候補は前日「今は、明日あさってが選挙なのだから、力を合わせて選挙をうまく行わなけれなばらない時」と話した事がある。ある最高委員は「人を完全に入れ替えた真空状態で、どうやって選挙を行うのか」として「(刷新要求は) 理解できない」と述べた。

刷新を要求した議員たちは直ちに反発する代わりに、ひとまず一息入れて、追加対応案を模索している。首都圏のある議員は「どうするのが良いか悩み中」と言いながら「週末に他の議員たちと意見をすこし交わた後、対応策を決める」と述べた。週末を過ぎれば、刷新論がより荒々しく噴出したり、最高委員会と中央選対の一部の人々が集団で辞任する「火種」が残っているということだ。

朴候補の頑強な態度に、議員たちの危機感と敗北意識も高まっている。今この場はそのまま乗り越えられても、不満と無力感が積もり、選挙局面で議員たちが積極的に動かない可能性も言及されている。嶺南のある議員は「これが最後だと思って議員たちが刷新を要求したのに、候補の選択がそれなら、これ以上何もできないのではないか」と語った。首都圏の別のある議員は「朴候補が『このようにしても大統領選挙に勝つことができる」と言う迷妄からまだ覚められていないようだ。(忠告をする人々は) すべて必要ないという態度と違うのか」として「朴候補が大統領にならないことも心配だが、なればもっと心配」と話した。

ソ・ヘジョン記者 zesty@hani.co.kr

原文:https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/554508.html 訳 M.S