原文入力:2012/10/02 21:32(1579字)
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秋夕(チュソク)連休後、大統領選世論調査
朴槿恵(パク・クネ)、有意な反騰には力不足
安哲秀(アン・チョルス)、支持層堅固化の様相
文在寅(ムン・ジェイン)、単一候補適合度 格差 狭める
大統領選挙候補世論調査で朴槿恵、安哲秀、文在寅候補の3角競争という大きな枠組みは続いているものの、秋夕(チュソク)連休を経る中で候補支持率に微細な変化が感知されている。 世論調査機関ごとに結果が差異が見られるが、流れは朴槿恵セヌリ党候補は下落傾向鎮静、文在寅 民主統合党候補は小幅上昇、安哲秀 無所属候補は多少下落と要約される。
<朝鮮日報>とメディアリサーチが1日、1千人を対象に行った調査(誤差範囲は95%信頼水準に±3.1%)で朴-安2者対決の場合、朴候補44.7%、安候補47.4%であった。 朴-文対決時は朴候補46.4%、文候補46.1%であった。 誤差範囲内の混戦様相だ。 先月21~22日の同じ調査では朴-安対決で安候補が誤差範囲を抜け出した8.7%差で先んじていたし、朴-文対決では文候補が0.3%差で先んじていた。 秋夕前に比べて朴候補の支持率が多少上がった。
<国民日報>とグローバルリサーチの去る9月30日~10月1日調査(1千人対象・誤差範囲±3.1%)では朴-安2者対決では朴候補46.2%、安候補44.3%であった。 朴-文対決では朴候補47.8% 対 文候補41.2%であった。 同じ機関の先月21~22日の調査では2者対決の時、それぞれ朴候補45.1% 対 安候補49.9%、朴候補47.5% 対 文候補47.2%であった。 朴候補は支持率にほとんど差がないが、安候補の支持率が下落し朴-安対決で朴候補が安候補に逆転した。
反面<YTN>と峨山政策研究院・リサーチ アンド リサーチの9月29日~10月1日調査(1065人・誤差範囲±3.1%)では朴-安対決の時、朴候補40.7%、安候補49.1%で、両候補の格差が秋夕連休直前(朴候補43.9% 対 安候補47.1%・格差3.2%)に比べてさらに広がった。
調査機関の調査が一部正反対に出てきたりもしたが、全体的には朴候補の下落傾向に歯止めがかかり、文候補の上昇が続く流れと見ることができる。 ユン・ヒウン韓国社会世論研究所調査分析室長は2日「過去事謝罪以後、朴候補の支持率下落は一段落したが、有意な上昇の兆しが現れてはいない」として 「安候補の場合、検証攻勢を経て支持率の下落も若干あるものの支持層が堅固化される様相も伺える」と話した。 ユン室長は「文候補の場合、支持率が緩やかながら着実に上がる傾向が持続している」と明らかにした。
文候補の上昇勢は野党圏支持層で一層明確だ。 野党圏支持層と中道・無党派層を対象にした野党圏単一候補適合度調査(<朝鮮日報> 1日)で安候補が47.0%で文候補(43.4%)に3.6%差で先んじた。 だが、これは10日前の調査(安候補48.1%、文候補37.5%)時の10.6%差に比べて格差が大幅に減った結果だ。 イ・ヤンフン メディアリサーチ部長はこれについて「安候補検証に対する反射利益と民主党組織の後押し、相対的国政経験優位などで野党圏支持層が文候補に関心を持ち始めたようだ」として「しかし、まだどちら側に傾いたということはできない」と話した。
キム・ジョンチョル記者 phillkim@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/554089.html 訳J.S