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‘月城1号機 延長’世論調査 失敗

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/553172.html

原文入力:2012/09/24 20:20(926字)

監視委、案件上程 突然取消
監視センター所長まで解任させ
環境団体 "韓水原 圧力 疑惑"

 来る11月20日に30年の寿命が尽きる月城原子力発電所1号機の寿命延長の可否を問う慶州(キョンジュ)市民世論調査が失敗に終わった。

 24日慶州環境運動連合と慶州市職員の話を総合してみれば、去る12日に開かれた‘月城原子力発電所放射性廃棄物処理場 民間環境監視委員会’で扱うことに予定された月城原子力発電所世論調査案件が突然取り消された。 監視委員会はこの日世論調査項目を議論することにして委員に通知したが、この日の会議では扱わなかった。

 慶州市側は 「監視委員会委員長であるチェ・ヤンシク慶州市長と民間人身分である副委員長が相談して案件自体を上程しなかったと理解している」と打ち明けた。 この日開かれた監視委員会では委員会傘下の監視センター イ・ビョンイル所長が突然解任された。 慶州市は「イ所長が職員管理を疎かにしたという理由などで解任されたと理解している」と話した。

 このような便りが知らされるや慶州環境運動連合はこの日声明を出して「世論調査が失敗に終わり、監視センター所長が解任された理由を詳細に明らかにせよ」と要求した後「世論調査を直ちに実施せよ」と繰り返し要求した。

 慶州環境運動連合イ・サンホン(38)幹事は「監視委員会から突然世論調査案件が排除された理由を徹底的に調査しなければならない」として「もしも韓国水力原子力(韓水原)側の圧力はなかったかどうかも明らかにしなければならない」と話した。

 ‘月城原子力発電所放射性廃棄物処理場民間環境監視委員会’は慶州市が2007年条例で決め定期的に会議を行っており、放射線測定など原子力発電所環境監視活動を行っている議決機構だ。 委員長は慶州市長が引き受け、地域住民と市民団体会員など25人が会員として活動している。

大邱(テグ)/ク・テソン記者 sunnyk@hani.co.kr

原文: 訳J.S