本文に移動

アン・チョルス、パク・ウォンスン‘非公開会合’…大統領選挙出馬助言を聞いたか

原文入力:2012/09/13 23:01(1641字)

←アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が13日午後ソウル市庁の市長執務室でパク・ウォンスン市長と会い挨拶している。 ソウル市庁提供

公開的には "単一化1周年の出会い" …前日に会合日を決め35分の出会い
具体的内容は明らかにせず…パク市長、民主党に了解求めた

 アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長が13日午後パク・ウォンスン ソウル市長に会い自身の大統領選挙出馬と関連して助言を求め意見を交わした。

 アン院長側のユ・ミニョン スポークスマンは 「アン院長がソウル市庁を訪問してパク市長と歓談した」として「アン院長は市民のひとりとしてソウル市の新しい変化に対する市民の期待を伝え、パク市長は1年前(ソウル市長候補単一化)状況を回顧して再び感謝の気持ちを伝えた」と明らかにした。 ユ スポークスマンは「アン院長が大統領選挙出馬に対する立場を明らかにするのに先立ち、持続的に多くの分野の方々と会っていて、パク市長との出会いも同じ趣旨」と説明した。

 この日出会いは昨年9月6日ソウル市長候補単一化1周年を記念してパク市長の招請でなされ、2人の対話は倍席者なしで35分間行なわれた。 キ・ドンミン ソウル市政務首席は「具体的な対話内容は二人とも話さないことにしたようだ」として「対話を終えた後、明るく笑うなど雰囲気は非常に良かった」と伝えた。 2人の要人の出会いは昨年11月以後 2回目だ。 民主統合党所属のパク市長は党外の有力大統領選候補であるアン院長に会う前に、イ・ヘチャン党代表とパク・チウォン院内代表に電話をかけ了解を求めたという。

 アン院長とパク市長側は今月初めから単一化1周年を記念する会合をすることで同意して日程を調整してきたが、出会いが決まったのは前日のことだった。 アン院長側のある要人は「パク市長との出会いは‘傾聴ツアー’を始めながら序盤に公開的に会うことを検討したが、種々の事情で日程が延ばされ非公開に転換された」と伝えた。

 アン院長とパク市長はこの日の出会いについて公式的には単一化1周年を記念した席という点を強調した。 パク市長は会合の後、記者たちと会った席で 「政治的な話はあえて交わさなかった」と話した。

 しかしアン院長が民主党大統領選候補選出以後に大統領選挙に関連した去就を明らかにすると予告した状態なので、自然に大統領選挙に関する話が行き来したものと見られる。 アン院長に近い政界のある要人は 「アン院長が出馬を控えてどういう配慮と決心をするべきか、どんな点を念頭に置かなければならないかを一番気楽に尋ねられる人がパク市長ではないだろうか」と話した。 彼は「パク市長は‘出馬をするためにはこのような点が準備されなければならない。 もしこんな点が準備されなければ(独自出馬に固執せずに)助けてあげなければならない’という程度の話をしたのではないかと思う」と話した。 アン院長は最近まで会った人々に 「私が大統領になる場合、大統領職をきちんと遂行できるかについて深く考えている」 という話をした経緯がある。

 パク市長はアン院長の譲歩に力づけられてソウル市長に向かう道を切り開いたが、広域団体長であるパク市長がアン院長の大統領選挙への歩みに直接助けになることは難しいというのが周辺の伝言だ。 パク市長側高位関係者は「パク市長が(アン院長の大統領選挙への歩みと関連して)言及したことがない」として「広域団体長であるため公開支持もできず、(アン院長と)同行することもないだろう」と話した。

イ・テヒ、ソク・ジンファン記者 hermes@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/551652.html 訳J.S