原文入力:2012/09/06 20:27(996字)
←キム・ファンシク国務総理が6日午後ソウル、汝矣島(ヨイド)の国会本会議場で開かれた政治に関する対政府質問で民主統合党チェ・ジェチョン議員の質問に答えている。 【ソウル=ニューシス】
"維新体制の下で苦痛を受けた方々に陳謝"
35年前、維新裁判で会ったソル・フン議員が質疑
キム・ファンシク国務総理は6日維新体制を‘自由民主主義から外れた体制’と規定した。
キム総理はこの日国会政治分野対政府質問で維新に対する見解を問うソル・フン民主統合党議員に 「維新憲法体制が自由民主主義から外れた体制ということは客観的に全て認めている」と答えた。
また、キム総理は 「維新体制の下で苦痛を受けた方々に申し訳ないと考える」として「維新体制当時には合法的憲法だったが、そのような秩序の下で困難を経験した方に対し司法府も申し訳ないという意見を表明したことがある」と話した。 その一方で彼は 「総理として維新時代の功罪を評価することは適切でない」として「維新当時の主導者は歴史的な評価に任せなければならない」と付け加えた。
ソル議員は「朴槿恵候補は‘維新のファーストレディ’として国民の精神を改造する先頭に立って維新体制を大衆的に拡大する先頭に立ってきた」として「維新を積極的に擁護し伝播した人が、大韓民国の大統領になることができると考えるか」とキム総理に質問した。
この日、維新関連質問をしたソル・フン議員は35年前の1977年5月‘維新憲法撤廃デモのための救国宣言文’印刷物を製作・配布して緊急措置9号違反容疑で懲役2年6ヶ月を宣告された経緯があり、キム総理は当時ソウル刑事地裁判事として判決の時に陪席判事であった。
これに先立ってキム総理は去る7月19日、国会本会議対政府質問で 「5・16は軍事政変か、救国の革命か」という民主統合党キム・ジェユン議員の質問に 「答えるのが適切でない」として答弁を避けた経緯があって、この日の返事は当時に比べて一歩進んだものと評価される。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/550550.html 訳J.S