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“人権委 独立性, 大統領説得する”

原文入力:2009-03-28午前09:11:41
生まれつき国家と葛藤関係
長期的には憲法機構に格上げされねば

ホン・ソクチェ記者,チョン・ヨンイル記者

←‘組織縮小防ごうと奮闘’アン・ギョンファン国家人権委院長

アン・ギョンファン(61・写真)国家人権委員長は疲れた表情だった。人権委組織縮小を巡って行政安全部と綱引きを行い3ヶ月が過ぎた。アン委員長は27日ソウル,武橋洞の国家人権委13階執務室で<ハンギョレ>と会い、「来る31日イ・ミョンバク大統領が主宰する閣僚会議に出席し、人権委の独立性と存在意義に対して最後まで説得する予定」とし「説得できなければ仮処分申請と権限争議審判等を通じて人権委が独立性を守るために最後まで最善を尽くしたという歴史的記録を残すだろう」と話した。

-人権委組織縮小を巡る動きが急で切迫している。
“去る20日今月コン行安部長官から人権委人員を44人(21.2%)減らせとの‘職制令改編案’を最終通報された。この案は直ちに法制処(23日),次官会議(26日)を一瀉千里で通過し、31日の閣僚会議を待っている。ここで最終議決されれば人権委は直ちに人員を縮小しなければならない。”

-行安部との協議過程は?

“私たちが見るには協議というのはなかった。人権委側に放漫とか肥大した部分があるならば、いくらでも意見調整を通じ贅肉を取ることができる。しかし行安部は人権委がなぜ組織を縮小しなければならないか、明確な理由を提示できないまま‘50%縮小’,‘30%縮小’,最終的に‘21.2%縮小’で交渉するように言葉を変えた。あちら側は決まった脚本と日程により動いている感じだった。”

-組織縮小は昨年ろうそく集会に対する警察対応で‘人権侵害’素地があるという決定を下した報復という意見がある。

“それに対して私が自由な意見をいう立場ではない。人権委は国家の誤りと人権侵害に対し、絶えず問題を提起しなければならない組織だ。生まれつき国家と葛藤関係を結ぶほかはない。国家と葛藤がない人権委はもはや人権委ではない。”

-組織縮小以後の人権委の活動萎縮を憂慮する声が高い。

“それが心配だ。人権委活動に報復があってはいけない。人権委が自らの機能を果たせなければ社会的弱者は自分たちの意見を代弁してくれる道に迷うことになる。人権懸案が山積しているのに、これからどのように国家権力に対抗し自分の主張をできるか心配だ。”

-今回の事態に対する国際社会の視線は?

“韓国はアジアで経済発展と人権改善を同時に成し遂げた唯一の国家として世界的な注目をあびている。国際人権団体らの憂慮の念が強い意見表明が相次いでいる。”

-今後の代案は?

“長期的には人権委は憲法機構にならなければならない。また独自の規則と予算を組むことができる権限がなければならない。こういう措置がなされなければ、人権委は今後も政権の去就により外圧を受けるほかはない。”

-31日閣僚会議出席が予定されているが

“この間、人権委は政治的独立性確保のために人権委法上保障された閣僚会議‘出席発言権’の行使を自制してきた。イ大統領が行安部と人権委の間で起きた論議をよく知らずにいると信じる。 最善を尽くして説得する予定だ。”

-それでも駄目ならば?

“残ったことは効力停止仮処分申請と権限争議審判、すなわち法的手続きだけだ。人権は長い目で見なければならない。この前、ある新聞で‘政権は有限だが人権は永遠だ’という文を読んだ。瞬間瞬間でブレーキがかかることはあるが、結局は前に進むことになっていると信じる。”

ホン・ソクチェ記者forchis@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/346651.html 訳J.S