原文入力:2012/07/30 08:24(1493字)
ユ・シミン "野党圏連帯など戦略効力喪失…進路討論を"
民主労総 個別離党相次ぎ…来週 中央執行委 注目
仁川(インチョン)連合出身も会合…緑色連合‘キム・チェナムと一線画す’
ユ・シミン前統合進歩党(共同)代表が29日 「民主労働党と国民参与党が採択した、そして統合進歩党の2012年政治方針だった‘進歩統合’、‘野党圏連帯’、‘進歩的政権交替’戦略は効力を喪失した」として、離党可能性を表明した。 イ・ソクキ、キム・ジェヨン議員除名案否決に反発した参与党出身党員たちもこの日「多くの国民の熱望である大衆的進歩政党の実現は現在の統合進歩党を通じては実現できないことを確認する」として組織的な行動に突入するという意向を明らかにした。 新党権派内で最大政派である参与系の組織的な行動が分党や大規模離党につながるかが注目される。
この日午後、参与系党員200人余りは大田市(テジョンシ)、中区(チュング)キリスト教連合奉仕会館で緊急会議を開き、今後参与党系党員たちの進路について激しい討論を行った。 彼らはこの日の討論の後 「党所属の一部国会議員が国民と党員たちの意を踏みにじりイ・ソクキ、キム・ジェヨン2人の除名を否決させたことは歴史に対する重大な犯罪であり、我々はこの結果を受け入れることができず、2人を我が党の国会議員として認定できない」と同意を集めた。 彼らは引き続き 「統合進歩党を通じた大衆的進歩政党の実現は失敗したという国民的判断を重く受け入れる」として「現在の統合進歩党では野党圏連帯も政権交替も不可能なので党内外を合わせて多様な摸索を始めるだろう」と明らかにした。
これに先立ちユ・シミン前代表はこの日党掲示板にあげた文で「党の革新のための手段があるか、その手段が成功できるか、成功しても国民が見て意味があるかを判断しなければならない」として「あえて党内で革新のための闘争を継続する必要がないということになれば、今後どのようにしなければならないのかを巡り討論しなければならない」と明らかにした。 ユ前代表は続けて「イ・ソクキ、キム・ジェヨン議員が党籍を維持することに成功したので、民主統合党は(大統領選挙局面で)統合進歩党と連帯しないだろう」と釘を刺した。
参与系の他に新党権派のもう一つの勢力である仁川連合や進歩新党出身人士も週末を通して相次ぎ会合を行い、党の進路と対策準備を検討した。 彼らも今や旧党権派と決別して‘新たな摸索’が避けられないということで共感したと知られた。 進歩政治のつっかい棒だった民主労総も早ければ今週にも中央執行委員会を開き‘条件付き支持撤回’であった既存の立場から‘条件付き’をはずし、完全な‘支持撤回’に変えるかどうかを議論することになるものと見られる。 民主労総内部では「8月ストライキを準備中の民主労総労働者に冷水を浴びせた」として個別離党も続いている。
緑色連合もイ・ソクキ、キム・ジェヨン議員除名案に無効票を投じて否決させる上で決定的役割をしたキム・ジェナム議員との関連性を公式に否認して一線を画した。 緑色連合はこの日報道資料を出して「キム議員は緑色連合でいかなる職責も持っていない」と明らかにした。
ソク・ジンファン記者 soulfat@hani.co.kr
原文: 訳J.S