原文入力:2012/07/03 17:01(1085字)
4-メチルイミダゾール含有量 国ごとに異なる
消費者市民会 情報公開 要求
コカコーラに入っていることが知られた発ガン物質の量が国別に異なることが明らかになって、消費者団体が食品当局に正確な情報公開と関連物質の使用禁止措置をを要請して立ち上がった。
消費者市民会は3日 「先月末、米国公益科学センター(CSPI)からコカコーラに含まれた発ガン物質‘4-メチルイミダゾール’(4-MI)の量が全世界で販売される製品ごとに違うと調査されたという資料を受け取った」として「これに伴い、食品医薬品安全庁に国内で流通しているコカコーラの4-メチルイミダゾール含有量に関する情報公開と発ガン物質を作る色素の使用を禁止するよう要求する公文書を送った」と明らかにした。
米国公益科学センターはこれに先立ち去る3月、キャラメル色素をアンモニアと結合するコーラ製造過程で発ガン物質である4-メチルイミダゾールが生成されるという調査結果を出した。 これに対し米国、カリフォルニア州ではコーラを作る時に発ガン物質が少ないキャラメル色素を使うようにし、一日あたりの4-メチルイミダゾール摂取量が30μgを超過する恐れのある製品に対して発癌警告文面を表示している。 カリフォルニア州は4-メチルイミダゾールが30μg以上含まれた炭酸飲料を一日1回摂取する場合、10万名中1名が全生涯期間中に癌にかかる恐れがあると推定している。
キム・ジェオク消費者市民会会長は 「米国公益科学センターが公開した資料を見れば、多くの国家で販売されるコカコーラが米国食品医薬庁(FDA)の基準を大きく超過しているが、我が国で販売されるコカコーラに関する情報はなかった」として 「食品医薬品安全庁が早く調査して関連情報を公開しなければならない」と話した。 これに対して食品医薬品安全庁関係者は「我が国の場合、キャラメル色素中の4-メチルイミダゾール含有量基準を250 ppmと設定しているが、カリフォルニア州を除いては基準を設定している国がない」として「市民団体の要請によりわが国国民のコカコーラ摂取量などをモニタリングして危害評価をした後、危険だと明らかになれば使用禁止処分などを要請する」と話した。 キム・スホン、イ・ユジン記者 minerva@hani.co.kr
原文: 訳J.S