原文入力:2012/06/22 21:31(1153字)
統計庁2010年総調査基準 推算
生産人口は2016年が頂点
2045年に再び4千万人台へ
2060年 1人当り1人の割合で扶養
韓国が23日午後に人口5000万人台時代を迎える。南アフリカ共和国に続き世界で26番目だ。 だが、低出産の流れの余波で33年後の2045年頃には再び4000万人台時代に戻る展望だ。
統計庁は22日‘大韓民国人口5000万人’という資料を出し「2012年6月23日午後6時36分、大韓民国人口が5000万人を越えると推定される」と明らかにした。 1983年に人口4000万人を越え29年ぶりだ。 2010年に実施された人口総調査を基に‘国内に3ヶ月以上居住する内・外国人数’を推計した結果だ。 男性2503万7000人、女性2496万3000人で、外国人は113万7000人に達する。
世界最低水準の出産率のせいで韓国の総人口は2030年に頂点に至った後に減り始め、2045年には再び4000万人台になって行くものと見られる。 人口5000万人時代は33年間の時限付きであるわけだ。 チェ・グァンヘ企画財政部長期戦略局長は「人口5000万人の中にはさまざまな側面が存在する」として「特に低出産・高齢化を改善できる方案を熟考している」と話した。
総人口増加傾向の反転よりさらに深刻なのは、経済活動の主軸である生産可能人口(15~64才)がはるかに急速に減っているという点だ。 低出産の流れに高齢化の波が重なり振幅を拡大させた結果だ。 生産可能人口は4年後の2016年に頂点(3703万9000人)に至る展望だ。 ベビーブーム世代(1955~1963年生まれ)が高齢人口に進入する2020~2028年には減少幅がより一層大きくなるものと見られる。
生産人口の減少は扶養費の増加と経済成長率の低下につながる。 生産可能人口100人が扶養しなければならない人口(15才未満幼少年および65才以上老人)は今年と来年が36.8人で最も少ない。 2014年から急速に増加して2060年には生産人口100人が老人80.6人と幼少年20.5人に責任を負わなければならないと予測される。 成長潜在力も落ちる。 最近経済協力開発機構(OECD)は2001~2007年に4.4%であった韓国の潜在成長率が2012年現在3.4%に下がり、2031~2050年には1%台に座り込むと分析した。
チェ・ヒョンジュン記者 haojune@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/539221.html 訳J.S