原文入力:2012/06/11 20:33(1050字)
江汀マウル(村)会、徒歩巡礼しながら署名集め
済州、西帰浦市(ソギポシ)江汀マウル会が済州海軍基地建設問題を知らせ、工事の中断を要求するための道民10万人署名運動に入ることにした。
江汀マウル会は10日午後、江汀マウル儀礼会館で臨時総会を開き海軍基地軍官舎設立問題と工事中止命令を下さない済州道政に対する対応方案を議論した。 この日臨時総会は住民230人余りが参加し2時間を超えて会議が続き、住民たちの済州海軍基地問題に対する高い関心を示した。
この日の総会に先立ちマウル会執行部は当初ウ・クンミン済州知事に対する退陣運動推進有無を議論することを計画したが、道知事退陣運動をする場合、政治運動に変質する恐れがあるとみて、これを留保することにした。
これに伴い、この日の臨時総会では済州道民の関心を促すために済州道全地域を歩いて巡り海軍基地工事中止のための10万人署名運動に入ることを決めた。
江汀マウル会は市民社会団体および平和活動家などと共に署名用紙作成など関連準備事項が終えられる来週中には署名運動に入る計画だ。 署名運動はマウル住民と活動家が済州道全地域を徒歩で巡礼しながら海軍基地反対活動を知らせる方式で8月初めまで続く。 江汀マウル会は署名運動が終えられれば8月14日頃に済州道と政府に署名用紙を伝達し海軍基地工事の中断を要求する計画だ。 この日の臨時総会ではまた別の案件であるマウル近隣に推進中の軍官舎建設計画を全面拒否することを決めた。
カン・ドンギュン江汀マウル会長は 「海軍基地反対運動に政治的に接近することより済州道民に知らせていくことが優先と考えた」として「過去の道知事リコール運動で集めた署名よりさらに多く集めて工事の中止を要求する」と話した。
去る2009年、済州地域の市民団体が海軍基地誘致決定をした当時キム・テファン知事に対して行った住民リコール運動では7万7000人余に達する署名が集まった経緯がある。
一方、江汀生命平和の風車巡礼団は来る30日ソウル、曹渓寺(チョゲサ)を出発し地方都市をめぐり済州海軍基地問題を知らせる広報活動を行った後、来月21日に江汀マウルに到着する自転車国土巡礼を行う。
ホ・ホジュン記者
原文: 訳J.S
