hankyoreh

原文入力:2012/06/07 18:34(789字)

検察調査で明かす

　‘BBKニセ手紙’疑惑事件を捜査中のソウル中央地検特捜1部(部長 イ・ジュンヒ)は去る5日、ニセ手紙をホン・ジュンピョ(58)前セヌリ党議員(当時ハンナラ党クリーン政治委員長)に伝達したウン・ジンス(51・収監中)前監査委員(ハンナラ党クリーン政治委員会BBKチーム長)を呼び調査したと7日明らかにした。

　検察はウン前委員を相手にニセ手紙を入手した経緯と手紙作成を指示したか否かなどを調査した。 ウン前委員は「キム・ビョンジン(現、斗源工大総長)当時李明博大統領候補常任特別補佐官から手紙を受け取り、ホン前議員に伝達した」と述べたことが分かった。 キム前特別補佐官はＫ大教職員ヤン・某氏を通じてシン・ミョン氏に手紙の作成を指示したと知られた人物だ。 検察関係者は「ウン前委員にいろいろ問い質した」として「疑惑がこれ以上増幅されないよう事件の実体を確認するという姿勢で捜査を進めている」と話した。

　ホン前議員は2007年の大統領選挙直前にキム・キョンジュン(46・収監中)氏の拘置所仲間であるシン・ギョンファ氏が作成した「君が‘本家’とどんな約束をしようが、私たちが利用されるだけだから慎重に判断するように願う」という内容の手紙を公開し、キム氏の企画入国説は提起した。 だが、2011年3月、シン氏の弟妹シン・ミョン氏が 「ヤン氏の要請を受けて兄の代わりに自分が手紙を作成した」と暴露してニセ手紙疑惑が提起された。 ファン・チュンファ記者 sflower＠hani.co.kr

原文: 訳J.S