原文入力:2012/06/05 08:34(866字)
←古里原子力発電所1号機の安全性を検証する国際原子力機構安全点検団を乗せたバスが4日午前、釜山、機張郡(キジャングン)、長安邑(チャンアンウプ)の韓国水力原子力古里原子力本部前に到着し、古里1号機閉鎖を要求する長安邑住民たちがバスの前に立って安全点検の中断を要求している。 釜山/ニューシス
"老朽原子力発電所を運営するための姑息な手" 反発
古里原子力発電所がある釜山、機張郡、長安邑の住民たちは4日午前、韓国水力原子力(株)(韓水原)古里原子力本部入り口で国際原子力機構(IAEA)の古里原子力発電所1号機現場安全点検に反対するデモを行った。
長安邑住民自治委員会と発展委員会所属住民50人余りはこの日 「寿命を全て終え事故が絶えない古里1号機を継続運転しようとする韓水原の姑息な手によって国際原子力機構の安全点検がなされることになった」として「点検団は欺瞞的な点検を中断し直ちに撤収しなさい」と主張した。
釜山・蔚山(ウルサン)環境運動連合もこの日、記者会見を行って「国際原子力機構調査団の安全点検は老朽原子力発電所を継続運営しようとする姑息な手に過ぎない」と批判した。 これら団体は古里1号機前・現職幹部3人と協力業者代表など6人を職務遺棄などの疑いで蔚山地検に告発した。 これら団体は 「タービン バルブ作動機は原子力発電所の核心装備なので使用期限が満了すれば廃棄しなければならないのに、最近問題になった古里2号機のような手法で古里1号機でも中古タービン バルブ作動機が協力業者に搬出された事実を匿名の情報提供者から確認した」と告発理由を説明した。 7ヶ国8人の専門家で構成された国際原子力機構点検団は韓水原の要請によりこの日から11日まで古里1号機の安全点検を行う。 イ・スユン記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/536145.html 訳J.S