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半ズボンに黒の革靴? ソウル市‘クールビズ’出勤 初日

原文入力:2012/06/01 22:42(1048字)

←ソウル市がエネルギー節約のために公務員たちに半ズボンとサンダルの着用を許容した初日である1日午前、ソウル市庁南山(ナムサン)別館にソウル市気候環境本部公務員たちが半ズボン着用の‘クールビズ’で出勤している。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

ソウル市‘服装簡素化’初日
一部 "対外業務もあるのに…" 負担
パク・ウォンスン市長は持病を理由に‘長い服’

 1日朝8時30分、濃い青やベージュの半ズボンを着用した公務員たちがソウル、中区(チュング)、芸場洞(イェジャンドン)のソウル市庁南山(ナムサン)別館に出勤していた。 黒の運動靴をはいた人もいたが、黒革靴を履いたりスーツのベルトを締めたぎこちない姿も目についた。 南山別館にはエネルギー節約の核心である‘原子力発電所1基減らし’政策の主務部署であるソウル市気候環境本部もあり、出退勤の服装を半ズボンとサンダルにした公務員たちが数日前から登場した。

 イム・オクキ ソウル市気候環境本部長は「気候環境本部が‘クールビズ’の主務部署なので先導的である必要があり職員にはすでに今週から半ズボン・サンダル姿を薦めている」として「対外業務時はスーツを着用するが、事務室では半ズボンで執務する」と話した。 彼は出勤後に事務室で半ズボンに着替える。ソウル市は酷暑期である6~8月事務室で仕事をする職員に半ズボンとサンダルを着用する服装簡素化(クールビズ)を施行することにした。

 この日午前、南山別館とは異なり市長執務室がある中区西小門(ソソムン)の市庁別館では半ズボン姿で出勤する公務員をほとんど見られなかった。 政務職であるソ・ワンジン市政策特別補佐官(3級)が半ズボンにノー靴下、カジュアル靴姿で出勤した。 反面、課長級公務員は「局・室長に報告することも多くて昼食時には市内の真中を歩き回らなければならないのに、綿ズボンまでなら分からないが半ズボン姿は負担だ」と話した。

 パク・ウォンスン市長は来る5日の環境の日行事で半ズボンのモデルとして出るが、持病である通風のために普段の出退勤時も半ズボンは着用しないと発表された。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/administration/535741.html 訳J.S