原文入力:2012/05/01 15:38(1039字)
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韓国日報 編集局長更迭…労組 全面戦争 宣言
"生存のためにアイデンティティ放棄…記者 劣敗感"
<韓国日報>労組が経営陣によるイ・チュンジェ編集局長電撃更迭に対抗してチャン・ジェグ会長の退陣を要求して全面戦争を宣言した。
韓国日報は先月30日、イ・チュンジェ編集局長が広告売り上げの減少に責任があるという理由で5月1日付で電撃更迭し新局長にイ・ヨンソン論説委員を任命した。 イ局長は論説委員に発令を出した。
労組は「編集局長更迭は編集権に対する深刻な侵害行為」としてチャン・ジェグ会長の即刻退陣を要求した。 労組はこの日声明を出して「今回の人事が新聞の価値を傷つける試みに変質する場合、労組は破局的抵抗に立ち上がることを厳重に警告する」と明らかにした。
2011年6月、編集局記者95%の圧倒的支持で任命同意を受けたイ局長は10ヶ月の在任期間の間、韓国日報紙面の質を高めたという評価を受けてきた。 イ局長は特に李明博政権の言論掌握などに対する鋭い報道で権力批判を回避しなかった。 編集局のある記者は「経営状況悪化を編集局長に押し付ける人事交替理由はとうてい納得できない。 その上、社内人事発令公告ではなく連合ニュース報道で知って一層衝撃的」と話した。
使用側は編集局長交替の背景として1分期広告売り上げの下落を挙げている。イ・サンソク社長はこの日社員に送る文を通じて 「1分期広告協賛売り上げが前年同期対比で18億も減った」としつつ「広告売り上げの漸進的な減少と協賛増大傾向の中で編集局長の役割論に対する議論が加熱してきた」と明らかにした。 イ社長はまた、自身の去就を含む広告・販売・編集責任者の同伴辞退をチャン・ジェグ会長に建議したと説明した。 だが交替させられた人は編集局長だけだった。
ある部長は「去る10ヶ月間、過去と比較できないほど顔色を見ずに記事を書き、アイデンティティを作った。 生存のためにアイデンティティを放棄するという対内外的宣言と受けとめられており、記者たちが劣敗感に陥るだろう」と憂慮した。
クォン・クィスン記者 gskwon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/530715.html 訳J.S