原文入力:2012/03/30 10:21(1046字)
←‘韓国放送’(KBS)新労組‘リセット KBSニュース9’製作スタッフが入手して公開した国務総理室の韓国放送と‘YTN’査察報告書
MB政府 全方向 不法査察
‘夜10時30分、車の外に立ったまま内縁の女と話をして軽くキスをして別れるようだったが、一緒にアパートへ歩いて入った。’<リセット KBSニュース9>が公開した国務総理室の‘民間人査察’報告書には諜報映画にでも出てきそうな高位公職者の不倫行為を生々しく報告した内容が含まれている。 特に当事者が交わしたわずかな対話まで報告対象に上がり、個人の一挙手一投足を監視するための常時的な尾行と監視はもちろん盗聴疑惑も予想される。
2009年5月19日、国務総理室がある監査機関の高位幹部に対して実施した査察文書には、不倫行為が‘分’単位で詳細に記されている。 文書にはこの幹部が内縁の女とともに行った場所と時間だけでなく当時していた表情、どんな話をしたのかまで逐一描写されている。
‘瓶ビール2本と菓子3袋を購入し、計算をしようとしたが内縁の女がビール1本を落として割った。 あなたの娘さんには何がいいだろうとこの幹部が尋ねると内縁の女はチョコレートが良いと話した。’このような報告内容はこの幹部を専門担当した国務総理室調査官が付近の道路で彼らを観察したり盗聴装置を利用して対話内容を盗み聴いた可能性を疑わせる内容だ。 国務総理室が行った尾行と監視水準が考えたより密着して行われたと推し量れるようだ。 彼らが酒場で一緒に会ったような情況をあたかも‘小説’を書くように包装した内容も注目を引く。 ‘対象者は焼酎を飲みながら何かを哀願するように話をしたが、内縁の女はやや押し黙るような表情で聞いてばかりで酒は殆ど飲まなかった。
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この幹部は査察文書が報告された2ヶ月後に辞意を表明した。 健康が悪化したという理由を挙げたが不倫行為が‘上層部ライン’に報告されて、この幹部の辞意に影響を及ぼした可能性も察せられる。 この幹部は公職から退いた後、最近は民間企業で活動していると伝えられた。
キム・ジョンピル記者 fermata＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/525990.html 訳J.S
