原文入力:2012/03/14 22:42(907字)
ソウル市 設立申告証 公布され
全国単位労組 推進へ
青年労働者と就職活動学生の権益を代弁する合法的な労働組合がソウルで初めて誕生した。
ソウル市は14日 「ソウル地域の青年ユニオン会員58人が提出した労働組合設立申告書を検討した結果、手続きや資格に瑕疵がなく労組設立申告証を交付した」と明らかにした。 これに伴い、ソウル地域の青年勤労者と求職者を構成員とする‘ソウル青年ユニオン’は公式的な法的労組としての地位を得て、交渉権など労働3権を認められる。
青年ユニオンは2010年3月‘世代別労組’を宣言してスタートし、満15~39才の会社員・就職活動学生・アルバイト生らが参加している。この間、雇用労働部に4回にわたり労組設立申告書を出したが‘求職者が含まれている’という理由で全て差し戻されるなど法的労組として認められなかった。 青年ユニオンは昨年4月、組合員2人でソウル市にも地域労組設立申告を出したが返還されるやソウル行政法院に訴訟を提起した。 先月9日、ソウル行政法院は‘求職者も勤労者の範囲に含まれる’としてソウル市に返還処分を取り消せと判決した。
青年ユニオンはこれを根拠に去る12日、求職者22人を含む組合員58人で再びソウル市に労組設立申告を行い、ソウル市は裁判所の判決を受け入れた。
ハン・ジヘ青年ユニオン委員長は「劣悪な労働条件に苦しめられている青年労働者の勤労環境を改善して、求職者が将来就職する企業を対象に採用条件に関する団体交渉に乗り出す」と話した。
青年ユニオンはソウル以外の地域でも労組設立を推進する一方、全国労組として認められるための努力を継続している。 15日には政府果川(クァチョン)庁舎前で記者会見を行い、雇用労働部に求職者を含む青年労組を正式に認めることを要求する計画だ。
イ・ギョンミ記者 kmlee@hani.co.kr
原文: 訳J.S