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‘龍山惨事’ 追慕の絵 展示会 ‘亡涙戦’

原文入力:2009-03-13午後07:40:47
作家・詩人など30人余り参加
平和博物館で31日まで

クォン・オソン記者,キム・ミョンジン記者

←‘龍山惨事’を素材にした芸術企画展 ‘亡涙戦’が開かれているソウル,鍾路区,堅志洞の平和空間展示館で13日午後、観覧客らが作品を鑑賞している。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr

‘龍山惨事’に現れた公権力の暴力を告発し、犠牲者たちを追慕する絵画展が市民たちの穏やかな呼応の中で開かれている。
去る11日から今月31日まで続く今回の企画展の名前は‘亡涙戦’だ。涙を流して死んでいった戦いという意味だ。‘龍山惨事と共にする芸術家たち’ 所属の視覚芸術作家および詩人など30人余りの芸術家が参加した。ソウル,鍾路区,堅志洞の平和博物館 ‘平和空間’ 展示館には龍山惨事建物にかかっていた大型垂れ幕の絵と五人の撤去民犠牲者を描写した肖像画をはじめ、木版画,ポスター,写真,造形物,動画など多様な作品が展示された。また平和博物館屋上には当時の望楼を間接的に体験して見ることができる作品も設置された。

13日、企画展を観覧した大学院生チョン・ギョンウン(39)氏は「作品が以前に見たことのある絵のようだった」として「民主的に成熟したと考えていた時代に、20年前にあったことと同じようなことが起きたからでしょう」と話した。これを企画したキム・ジョンギル学芸士は「政府が文明の名で莫無可奈(どうしようもない)式の開発政策を推進する時、抵抗できる道具は芸術しかないという考えで展示会を企画した」と説明した。作品を売って集めた基金はすべて‘龍山惨事汎国民対策委’を通じて犠牲者遺族に渡される。

4月には撤去民たちが ‘生きたい’と叫んだ望楼を元に戻す2部企画展である望楼伝が続く。この展示会は特に女性労働者カン・ジュリョンが1931年5月平壌,乙蜜台の屋根の上で高空座り込みを始めてから龍山惨事までの、韓国近現代史を貫く望楼闘争の歴史を扱う。

クォン・オソン記者sage5th@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/344053.html 訳J.S