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チェ・グシク前秘書‘DDoS攻撃’業者運営に介入

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/513113.html

原文入力:2012/01/03 08:17(1094字)
ノ・ヒョンウン記者、ファン・チュンファ記者

検察、国会議長前秘書の陳述を確保
コン氏を中心に計画犯的犯行の可能性高い

 昨年10・26ソウル市長補欠選挙の日、中央選挙管理委員会(選管委)ホームページDDoS(分散サービス拒否)攻撃事件を捜査している検察が、チェ・グシク ハンナラ党議員の前秘書コン・某(28・拘束起訴)氏が攻撃実行を主導したK社の運営に関与していたという陳述を確保し、コン氏の役割と犯行動機を把握することに捜査力を集中している。

 ソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 キム・ポンソク)は、最近国会議長室前秘書であるキム・某(31・拘束)氏から 「‘コン氏が拘束されて私たちの会社(K社)の職員たちが月給を受け取れずにいる’という話を共犯であるチャ・某(28・拘束)氏から聞いた」という陳述を確保したことが2日確認された。 コン氏は当初DDoS攻撃実行者であるカン・某(27・K社代表・拘束起訴)氏に攻撃を指示した疑いを受けていたが、この陳述に沿えばK社の運営にも関与していたという意になる。

 これはDDoS攻撃が偶発的犯行ではなく、コン氏を中心になされた計画的犯罪だった可能性を高める情況だ。 実際、キム氏は9千万ウォンをカン氏に渡した理由が「コン氏の勧誘にともなう投資であった」と話している。 また、キム氏は検察で「チャ氏が‘私が代わりに獄中生活をするから、コン氏を救い出せるようにチェ議員に会わせてほしい’とお願いした」とも述べたと伝えられた。 攻撃実行を引き受けたK社の運営と、怪しい資金の流れの中心にコン氏がいたという事実が明確になっているわけだ。

 検察関係者は「今回の捜査で最も重要なことは犯行動機」として「キム氏は少し違うが、コン氏とカン氏の犯行動機は同じに見える」と話した。 コン氏がインターネット賭博事業を営むカン氏と利害関係を共にしたという説明だ。 検察はコン氏とカン氏のインターネット賭博事業と選管委DDoS攻撃との関連性を明らかにするために詰めの捜査力を集中している。

 一方、検察は最近カン氏一党が外国に送ったノートブック3台を確保して分析したが、犯行を事前に謀議したり実行に出た端緒は見つからなかったと伝えられた。

ノ・ヒョンウン、ファン・チュンファ記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S