原文入力:2011/12/29 16:59(1714字)
パク・ジョンチャン記者
李大統領の兄・甥など大型事件関連 挙論
キム・ユンオク氏 姉の夫・いとこは‘利権不正’ノイズ
←李明博大統領と夫人キム・ユンオク氏
李明博政府が執権末期に入り込み親戚をめぐる各種疑惑と不正事件で騒々しい。政権末期には間違いなく出てくる親戚不正は昨日今日のことではない。 軍事独裁時期である全斗煥、盧泰愚時期は言うまでもなくて、金泳三政府の時も息子であるキム・ヒョンチョル氏不正事件で騒々しかった。 金大中大統領は子供たちが各種ゲートにかかわり困惑したし、盧武鉉大統領の実兄であるノ・ゴンピョン氏がパク・ヨンチャ ゲートに関わり拘束された。
李明博政権も例外ではない。 まず実兄であるイ・サンドク ハンナラ党議員はこの間現政権と関連した各種疑惑事件の背後と名指しされ、最近は補佐官が授受疑惑で拘束されると総選挙不出馬を宣言した状態だ。 イ議員のパク・某秘書官はSLSグループ会長はもちろん第一貯蓄銀行からも数億ウォン台を授受した疑惑を受けており現在、検察はその資金がイ議員に流れた可能性について捜査を展開している。
長兄であるイ・サンウン氏はMBが実所有主という疑惑を受けているダースの代表理事だ。 イ氏は李大統領の義理兄弟であるキム・ジェソン氏とともにダースの前身であるテビ機工を設立するなど李大統領の財産隠蔽疑惑に常連として登場する。
李大統領の兄弟家族の中では甥であるイ・ジヒョン(イ・サンドクの長男)氏が仁川空港売却説が流れ出るたびに関与疑惑が出ていて、国庫1千8億ウォン余りを失ったメリルリンチ投資事件との関与疑惑もある。 姪の婿であるチョン・ジョンファ(イ・サンウン氏の婿)氏はシーモテックの経営支配人として会社が株価操作にかかわり検察に告発された状態だ。 イ大統領の息子であるイ・シヒョン氏は実所有主疑惑のあるダースの経営企画チーム長として勤めており、内谷洞(ネゴクトン)私邸不法買い入れと関連して不動産実名制法違反で野党に告発された。
大統領夫人のキム・ユンオク氏の兄弟も色々な疑惑と不正事件にかかわっていることは同じだ。 まず弟であるキム・ジェソン(2010年死亡)氏が姻戚であるイ・サンウン氏とともにMBの資産を借名管理していたという疑惑が依然ある。 姉の夫であるシン・キオク氏は大韓赤十字社慶北(キョンブク)支社会長に選出される時「大統領の相婿として赤十字会費を集める過程で問題が起こらないだろうか」といううわさがあったし、2008年12月ハン・サンリュル前国税庁長が迎浦ラインに人事請託ロビーをする会食の席に参加して物議をかもした。 彼はキム・キョンジュン企画入国説の根拠になる‘BBK偽手紙’の背後という説もある。
また別の姉の夫であるファン・テソブ氏は金融の専門家ではないにも関わらず第一貯蓄銀行顧問として在職しながら高額の顧問料を受け取っていたという疑惑を受けている。 いとこの姉であるキム・オクヒ氏は政権の序盤期である2008年8月ソウル市バス運送組合理事長から30億3千万ウォンを横取りした疑惑で親戚の中で最初に拘束された。 いとこの兄キム・ジェホン氏はいわゆる‘ソイル大紅茶事件’の主人公でユ・ドンチョン第一貯蓄銀行会長から4億ウォンを受け取った容疑で去る12日に令状が請求された。
このように李大統領の親戚の中で現在までに各種不正で3人が拘束され、2人が訴えられ、8人は各種疑惑を受けている。 李大統領と夫人キム・ユンオク氏の直系家族の不正と各種疑惑を<ハンギョレ>記事を中心にまとめた。 このグラフは今後親戚の不正や疑惑が確認されたり追加されれば内容を反映して更新する計画だ。
文パク・ジョンチャン記者 pjc@hani.co.kr, インフォグラフィック デジタルニュース部チョ・スンヒョン@critiquer_
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/512412.html 訳J.S