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コン・ジョンテク教育長 1審で‘当選無効刑’

原文入力:2009-03-10午後07:17:38
‘夫人口座 申告脱落’ 罰金150万ウォン…控訴するつもり

キム・ジウン記者

←コン・ジョンテク ソウル市教育長が10日午後、ソウル,瑞草洞,ソウル中央地裁で夫人の借名口座を財産申告から抜かした疑惑で罰金150万ウォンを宣告された後、取材陣に囲まれて乗用車に乗っている。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr

候補者財産申告の時、夫人の口座に入ったお金を申告しなかった疑惑(地方教育自治法違反)等で不拘束起訴されたコン・ジョンテク(75)ソウル市教育長に1審で罰金150万ウォンが宣告された。コン教育長は罰金100万ウォン以上の刑が確定すれば席を失うことになる。
ソウル中央地裁刑事合意21部(裁判長キム・ヨンサン)は10日、選挙に及ぼす否定的影響を憂慮して夫人の借名口座預金4億3200万ウォン余りを財産申告で漏らした疑惑に対して罰金150万ウォンを宣告した。

裁判所は「コン教育長は妻の借名口座にあったお金を財産申告の時に知らなかったと主張したが、コン教育長の妻が選挙過程に深く関与した点などに照らしてコン教育長と彼の妻が借名口座に入金された資金を選挙資金として使うか議論したと見るのが妥当だ」と明らかにした。裁判所は続けて「コン教育長が選挙に及ぼす影響を憂慮し配偶者の借名口座を漏らしたものと見て、不正確な候補者の情報提供が選挙に実質的影響を及ぼしたものと見られる」として公職剥奪刑の宣告理由を説明した。裁判所は昨年7月の選挙でコン教育長とチュ・ギョンボク(59)候補の得票率格差が1.78%ポイントに過ぎなかったという点も指摘した。

裁判所はしかしコン教育長が入試学院院長チェ・某氏から1億900万ウォンを無利子で借りたことに対して、検察が適用した政治資金法違反疑惑については教育長選挙候補を公職選挙法の公職候補者とは見られないとし無罪を宣告した。裁判所は「教育長候補は政治資金法に公職選挙候補と明示されていない」とし、教育長候補が後援を受けたお金に政治資金法を適用すれば罪刑法定主義に外れると明らかにした。

コン教育長は「罰金が100万ウォン以下で出ると思っていた。弁護士と相談して控訴する」と明らかにした。

キム・ジウン記者mirae@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/343315.html 訳J.S