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イスラエルとイラン、互いに石油施設攻撃…停戦2カ月、緊張が最高潮に

登録:2026-06-09 00:39 修正:2026-06-09 08:00
写真はイスラエル軍が8日に公開した動画をロイターがキャプチャーしたもの。イラン国内の防空網を攻撃するシーンだという=イスラエル軍提供/ロイター

 イスラエルは8日(現地時間)、イランの石油化学施設を空爆した。イランは報復としてイスラエルの石油化学施設を攻撃した。

 イスラエル軍はこの日午前、イラン南西部フーゼスターン州のマフシャールにあるカルン石油化学団地内を3カ所攻撃したと発表した。イスラエル軍は、同施設がイラン軍の弾道ミサイルの主要部品に使用される原料の生産・輸出拠点であるため空爆したと主張した。

 対してイラン革命防衛隊は、報復として同日午前11時ごろ、イスラエルのハイファにある石油化学工場などを攻撃した。革命防衛隊は声明で「シオニスト政権が危険なゲームを始めた」とし、「このゲームの波紋は域内のすべてのエネルギー施設へと拡大するだろう」と警告した。イランの石油化学団地の被害規模は現在調査中だが、人的被害はないとされる。イスラエルのハイファなどの正確な被害状況はまだ明らかになっていない。

 この日の両国による石油化学施設への相互攻撃は、前日にイスラエルがレバノンのベイルート南部を空爆したことを受け、イランが報復としてイスラエル北部に向けて弾道ミサイルを発射したのに続くもの。イスラエルは報復として数十機の戦闘機を投入し、イラン中西部一帯の軍事施設を攻撃。イランも改めて7日夜から8日未明にかけてイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射した。イエメンのフーシ派までもが、イスラエルにミサイルを発射するとともに、紅海での船舶運航を禁止すると宣言した。

 米国のトランプ大統領はこの日のトゥルース・ソーシャルへの投稿で、「イスラエルとイランは直ちに射撃をやめよ」と呼びかけた。また、終戦交渉は今も行われており、迅速に進められるだろうとも付け加えた。トランプ大統領は前日のインタビューで、イランに対して「ミサイルを撃ったのだから、もうやめろ」、イスラエルには「報復するな」と述べていた。しかしイスラエル軍は、今回のイラン空爆は単独作戦であるとしつつも、米中央軍との協力は続いているとの立場を示している。

 イスラエルとイランの対立が深まる中、非難と威嚇の応酬が続いている。親イスラエル派のマイク・ハッカビー駐イスラエル米国大使は、「イランと悪の代理人たちは米国とイスラエルを焼き尽くそうとしている。サタンの本拠地は(イランの)テヘラン」だとXに投稿した。イラン軍統合司令部「ハタム・アルアンビヤ」のエブラヒム・ゾルファカリ報道官は、ひとまず攻撃は停止したとしながらも、「レバノンを含めて(イスラエルによる)攻撃が続くなら、これまでよりもはるかに強く対応する」と警告した。イランの準官営メディア「タスニム通信」は「米国も、自らが操る『狂犬』イスラエルの犯罪に対する責任を回避できないだろう」とし、「イスラエルが米国と分かれたというような芝居は宣伝であり欺瞞だ」と報じた。

 アラブ圏メディアのアルジャジーラは「2カ月前の停戦以来、緊張は最高潮に達しており、中東地域を再び戦争の渦に巻き込む可能性がある」と懸念を示した。

チョン・ユギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1262539.html韓国語原文入力:2026-06-08 21:17
訳D.K

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