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米国、韓国25%など相互関税発効…中国には104%

登録:2025-04-10 06:34 修正:2025-04-10 09:53
9日、ドナルド・トランプ米大統領が中国に100%を超える関税を課し、貿易戦争をさらに激化させている中、台湾の基隆港に貨物船が停泊している=基隆/AFP・聯合ニュース

 米国のドナルド・トランプ政権が同盟国・敵性国を問わず60カ国近い国に賦課すると発表した相互関税が、9日(現地時間)に施行された。すべての韓国製品に関税25%が課せられるなど、主要貿易相手国に最大50%の関税が適用される。

 米政府は同日0時1分(韓国時間9日午後1時1分)から、韓国をはじめ57カ国に最低11%から最高50%の国家別相互関税を賦課し始めた。特に中国製の輸入品に対する関税は相互関税、追加関税など従来の関税などが全て合算され104%に達した。

 トランプ大統領は、この関税が長期的に維持されるかどうかについて、方向性の異なるシグナルを同時に送っている。「永久的」だと述べる一方、他の国家指導者たちが交渉を要請することを成果として前面に掲げたりもする。

 さらに追加関税も予告した。トランプ大統領は8日、ワシントンD.C.で行われた全国共和党下院委員会(NRCC)の晩餐会で、海外で生産された医薬品に対する関税が「非常に近いうちに」発表されると述べた。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/america/1191513.html韓国語原文入力:2025-04-09 18:00
訳H.J

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