中国政府は今月1日から、韓国からの入国者に対して中国の空港で新型コロナウイルス感染症の検査を行うことにした。現在、中国に入国するためには韓国だけで一度検査を受ければよいことになっていたが、新しい手続きが追加された。韓国政府は先日、中国人に対する短期ビザ発給停止措置を延長しており、これに対する対応とみられる。
先月31日、駐中国韓国大使館はホームページで「中国政府が外交ルートを通じて韓国発中国着の直航便搭乗客全員を対象に(中国)入国後のPCR検査(核酸検査)を義務付け、陽性判定の際には自宅または宿泊所での隔離を実施する予定であることを知らせてきた」と明らかにした。
検査が始まる期間は2月1日からで、終了時点はまだ把握されていないと大使館は明らかにした。検査場所と費用、隔離場所、期間などもまだ把握されていない。
中国は先月8日、海外からの入国者に対する隔離を廃止し、入国者全員を対象に実施していた新型コロナウイルス感染症のPCR検査も廃止した。現在、韓国から中国に入国するには、飛行機搭乗48時間以内にPCR検査を一度だけ受ければよい。
中国政府がこの日韓国からの入国者に対する防疫措置を追加したのは、韓国の厳しい防疫措置に対する対応とみられる。韓国は昨年12月末、中国人に対して短期ビザ発給を1月末まで停止することにし、中国からの入国者全員に対する空港内PCR検査も義務づけた。
中国政府は先月10日、これに対する対応として韓国人に対する短期ビザ発給を停止しながらも、韓国からの入国者に対する空港内PCR検査は義務化しなかった。今後の韓国の追加措置に対する対応策をわざと残したものとみられる。
結局、韓国政府が28日に中国人に対する短期ビザ発給停止を2月末まで延長すると発表すると、中国は3日後のこの日、韓国からの入国者に対する追加防疫措置を発表した。