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日本の次期首相、1位は河野氏、菅氏は安倍氏に次ぐ5位に下落

登録:2021-02-01 20:16 修正:2021-02-02 06:30
日本経済新聞支持度世論調査
河野太郎行政改革担当相=東京/AP・聯合ニュース

 菅義偉首相の支持率が急落した中で、次期首相候補として河野太郎行政改革担当相が最も多い支持を得たという世論調査結果が出た。菅首相は、安倍前首相よりも低い5位に名前を上げた。

 日本経済新聞が1月29~31日に電話世論調査(1014人)を実施した結果、次期首相にふさわしい人を尋ねる質問に、河野氏が25%で1位を占めた。河野氏は、安倍政権で外相と防衛相を務め、菅政権では行政改革と新型コロナワクチン接種担当相を兼任している。河野氏は印鑑とファックスの使用廃止など、時代遅れの行政を改革し大衆の関心を集めた。また、河野氏はツイッターを活発に使うことで有名な政治家で、フォロワーの数が224万人に達する。昨年、安倍晋三前首相の後任として首相選挙に出ようとしたが、自身が身を置いている“麻生派”内部の反対で断念したという。

 政権発足から4カ月で支持率が半減した菅首相は、次期首相適合度で6%の支持を受け5位に留まった。石破茂元幹事長(16%)が2位を占め、小泉進次郎環境相(13%)、安倍晋三前首相(7%)が後に続いた。菅首相は安倍前首相よりも低い支持を得たわけだ。菅首相の人気が急落したのは、新型コロナへの対応過程でまともに指導力を発揮できていないという世論が反映されたものと分析されている。菅首相の自民党総裁任期は今年9月までだ。

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/981250.html韓国語原文入力:2021-02-01 12:19
訳J.S

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