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韓国人の17%だけがトランプ大統領を信頼…59%は「まだ米国に好感」

登録:2020-09-17 07:48 修正:2020-09-17 11:49
ピュー研究所、13カ国を調査 
米国に対する韓国人の好感度が最も高い 
韓日「世界リードする経済大国は米国」…他の国「今は中国」
ドナルド・トランプ米大統領が韓国など主要13カ国の国民から習近平中国国家主席よりも信頼されていないというアンケート調査結果が出た=ワシントン/EPA・聯合ニュース

 ドナルド・トランプ米大統領の就任後、米国に対する国際社会の好感度が下がり続け、歴代最低水準を記録しており、トランプ大統領に対する信頼度が主要国指導者の中で最も低いという調査結果が出た。

 米世論調査機関「ピュー研究所」(ピュー・リサーチ・センター)は15日(現地時間)、韓国や日本、カナダ、オーストラリア、西欧9カ国など13カ国で、6月10日から8月3日まで成人1万3273人を対象に電話アンケート調査を実施した結果をオンラインで発表した。

 調査対象の韓国人の中でトランプ大統領を信頼すると答えた人は17%に過ぎなかった。彼に対する信頼度は2017年の17%から2018年44%、2019年46%まで上昇したが、今年は急激に低下した。朝米対話の局面で高まった期待感がバブルのようにはじけたものと見られる。バラク・オバマ大統領の在任期間中、オバマ大統領を信頼するという回答者の割合は75~88%に達した。

 トランプ大統領に対する信頼度は、日本(25%)、オーストラリア(23%)、カナダ(20%)を除いた9カ国で10%台を記録し、彼を信頼すると答えたベルギー人は9%に過ぎなかった。

 米国に好感を持つという回答者の割合は、韓国(59%)のみ50%を超えた。しかし、1年間の好感度の下落幅は、日本(好感度41%、下落幅27ポイント)に続き、2番目の18ポイントだった。今年初めて調査対象に含まれたデンマークとベルギーを除いた11カ国が米国に対する好感度の下落幅が10ポイントを超えており、このうちオランダやフランスなど7カ国の好感度はピュー研究所の調査史上最低を記録した。

 回答者の政治志向による対米好感度の差がオランダとベルギーでは大きくなく(左派と右派の格差がそれぞれ5ポイント、9ポイント)、スペイン(29ポイント)や韓国(28ポイント)、スウェーデンとオーストラリア(それぞれ24ポイント)ではかなり大きかった。

 「世界を率いる経済大国はどこか」という質問に、韓国人(77%)と日本人(53%)は米国を挙げたが、他の国は中国を挙げた。13カ国の平均値で見ると、中国(48%)、米国(34%)、欧州連合(7%)、日本(5%)の順だった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への米国の対応については、否定的な意見が圧倒的だった。「うまく対応した」と回答した人は13カ国平均15%にとどまり、「良くなかった」という回答が31%、「かなり悪かった」という回答が53%だった。うまく対応したという回答者はスペイン(20%)で最も多く、韓国(6%)で最も少なかった。

 世界指導者の中でドイツのアンゲラ・メルケル首相(76%)が13カ国の国民に最も信頼される政治家であることが分かった。フランスのエマニュエル・マクロン大統領(64%)と英国のボリス・ジョンソン首相(48%)がその後を続いた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(23%)と中国の習近平国家主席(19%)もトランプ米大統領(16%)よりも信頼されていることが今回の調査で明らかになった。

シン・ギソプ先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/962387.html韓国語原文入力:2020-09-16 15:26
訳H.J

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